フライトシミュレーター10の2

こんばんわ、ミーゴローです。

今日は本当に真冬のような寒さです。こういう気候はかないません。私のような片頭痛持ちは気圧や気温の変化に敏感で、体調が悪いです。まったくなんとかして欲しいです。

フライトシミュレーター10の2

さて、いつも思うのはエアーライナーのパイロットは凄いなということです。

ボーイング777やボーイング767では、離着陸のときオンボード映像が客室のスクリーンでみることができます。

羽田や伊丹などの混んだ空港ではマニュアルで着陸していると思いますが、いつもランウェイ(滑走路)のセンターラインにどんぴしゃでランディングするのです。

なかなかこれは難しいことで、バイクで信号停止するときなど、試しに矢印ペイントとか何かのペイントの縦ラインをランウェイのセンターラインに見立ててそれに合わせて停止してみると分かります。なかなか真ん中に乗れないのです。

荷重をフロントにかけてバンクで調整しないとだめなのですね。

航空機も方向舵(ラダー)だけでセンターラインに合わせようとしても、機首が向きを変えるだけです。着陸のファイナルアプローチのとき、窓から主翼を観ているとエルロンが小刻みに動いているのが分かります。

私はいつもシミュレーターでセンターラインどんぴしゃにチャレンジするのですが、成功することはまれなのです。

タキシング

羽田空港はとても広くて出発のときも到着のときも航空機で陸上をかなりの距離走ることになります。

これはとても面白い時間なのです。本来空を飛ぶ航空機が地上をゴロゴロ走っているときに窓から風景を眺めていると、まるで大型バスかなにかに乗っているかのような錯覚をします。出発のときはこの大型バスがランウェイに到着するなりとてつもない加速力で大空へ飛び立つのですからとても不思議でエキサイティングな時間です。

羽田発の場合、航空機に乗り込んでドアが閉められ、CAさんの「キャビンアテンダント。ドアモードディパーチャー。ドアモードディパーチャー。」の機内放送から実際に離陸するまでたっぷり20分間はありますからとても楽しいです。東京・大阪便の場合、実際に飛んでいるのは40分くらいでしょうか。

このタキシングの時、旅客機はハンドルというものを使いません。ティラーというレバーで方向をコントロールするのだそうです。機長席だと左腕で操作することになるわけなのですが到着ゲートに入る時など本当に職人技だと思います。

東京・大阪特別便

Dino Cattaneoというイタリアのエンジニアの人がフライトシミュレーター10用のフリーアドオンの機体を提供しています。フリーなのにとてもできが素晴らしい。私はこの人のF14Dトムキャットを導入しています。

とにかく、機体のモデリングが完璧で、トムキャットはよくモデリングエラー(間違い)がある場合が多いのですが。ディノの場合、まるでタミヤ模型の1/32をベースにしたのではないかと思えるほどよくできています。

フライトシミュレーター10では、デフォルトでFA18ホーネットが操縦できますが、やはり同じ艦載機なら「トップガン」のトムキャットがどうしても欲しいところです。

ただし、このディノのトムキャットはノーマル状態ではマッハ1.8までしか出ません。しかもこの速度に到達するまでかなりの時間がかかります。これはおかしい事です。確かに兵装や増加タンクフル装備状態ならマッハ1.88付近は妥当なのですが、設定で装備を無しにしてもマッハ1.8までしか出ないのはおかしいことなのです。

さらに、ロールレートという横転率、つまりバンクするスピードも異様に鈍重に設定されています。

かつて、厚木基地にF14Aトムキャットが配備されていた頃、航空ショーで見せたデモフライトのアクロバット飛行を観れば、トムキャットにはすでにデジタルアシストシステムが導入されていたことが分かります。

機動性はF18Cにはやはりかないませんが、F14のD型では小型戦闘機のF16Cと同等の機動性を持っていたということです。

そこで私は、cfgファイルを修正しました。結果、私のトムキャットはマッハ2.38を出すことができます。実際にはマッハ2.4以上だすことができますが速度警告が鳴ります。この辺り実機と同じです。

さて、このトムキャットで東京・羽田から大阪・伊丹まで飛んだらどうなるでしょう。

続きます。

今日もこのブログを最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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