何で北朝鮮が核を持ったと決めつけたがる?

こんにちわ。ミーゴローです。

北朝鮮の核実験に対して、産経新聞 9月11日(日)7時55分配信によれば「安倍晋三首相は9日、オバマ米大統領との電話会談後、首相官邸で記者団にこう語った。これは、核攻撃の脅威にさらされることに他ならない。」とのことです。

さらに産経新聞は「【ワシントン=青木伸行、ニューヨーク=上塚真由】米国防総省のデービス報道部長は9日、5回目の核実験を強行した北朝鮮が「核弾頭を保有していると見なさなければならない」と述べ、核爆弾の小型化に成功したとの前提に立っているとの認識を示した。」とも伝えており、今にも日本に対して北朝鮮による核攻撃が行われる危険性があるかのような記事の内容でした。

 

さらにその上で、現行の日本の法律では北朝鮮に対して有効な反撃や防止策ができないことや、核の傘という用語がしきりに出てきます。

 

yahooニュースのニュース一覧からのリンクで産経新聞の記事が出たのですが、なんか先走りした内容です。

 

10日の記事にも書きましたが、米国防総省は、核実験場から漏れ出たチリやガスを収集する専用機「WC135」を派遣する意向ですが、まだ結果は出ていません。

自衛隊もT4に調査ポッドを取り付け調査している段階です。

つまり、本当に核爆発があったのかどうかはまだ不明なのです。

 

今回も北朝鮮が勝手に核戦力を保有した、と言っているだけです。さらにミサイルに搭載できるまでに小型化されたという根拠はありません。

通常国家が核抑止力を保有したと宣言するためには、北朝鮮自身がそれを証明しなくてはなりません。

 

今回も前回のB52爆撃機に続いてB1Bの韓国展開を行う予定ですが、言うまでも無くデモンストレーションにすぎません。

今は亡きトム・クランシーの小説を読んでも分かるとおり、核ミサイルは発射されてしまったらどうしようもありません。大陸間弾道弾の大気圏を再突入してきた弾頭を迎撃するというのは現実には非常に困難なことなのだそうです。PAC3にしても気休めにすぎません。したがって有事の際は発射される前に迅速に発射基地を破壊する必要があります。

本当に北朝鮮が核ミサイルを発射すると判断される状況ならば、B1BではなくてF22ラプターや海兵隊のF35Bでさっさと空爆するでしょう。

 

 

トム・クランシーは非常に緻密な取材をすることで知られています。彼の小説においては軍事技術に関する記述は信頼できると判断しています。

F22ラプターはFが示すようにファイター(戦闘機)に分類されますが、当然精密誘導爆撃能力も備えています。対テロ作戦で空爆作戦を行いました。

 

また、北朝鮮のSLBMが大笑いだと書いたのは、本来SLBMの脅威性というのは潜水艦から弾道弾を発射される脅威であり、それは潜水艦が発見できないステルス性を持っているからです。

北朝鮮にそんなステルス性をもった優秀な潜水艦はありません。

 

 

 

 

アメリカ政府高官の発言も、北朝鮮の発表を真に受けてだまされたふりをしているだけだということに注意しておく必要があります。

 

北朝鮮では、17日テ・ヨンホ駐英公使が夫人や子供たちと共に韓国に入国し亡命したことが明らかになりました。韓国に亡命(脱北)した北朝鮮の外交官としては過去最高位レベルということです。

今回の騒動もその辺りを観ておく必要があります。北朝鮮は崖っぷちなのです。

 

(バイク関連・モトGP・コラム)

先日書いた、ペドロサですがこのミザノ決勝でなんと優勝しました。

調子がいまいちだと思っていたのですが、ソフトタイヤがマッチングし、信じられないポテンシャルで追いあげトップのロッシを抜いてしまいました。

 

もう少しの押しの強さが出てきました。この調子でいってほしいのですが、なにせ今年のRCはちょっとね。

しかし、セッティングの出たときの速さというのは流石です。ラフプレイ無しでどんどん抜いていきます。このあたり、ペドロサの魅力なのですよ。

 

それにしても、ロレンソへの表彰台でのブーイングがすごかった。しかし、ウィナーのペドロサへのブーイングは無かったようです。何よりです。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

このページの先頭へ