グリップ感が掴めない
こんにちわ。ミーゴローです。
コミネのライディングパンツなのですが、メッシュがシート上で滑って乗りにくいのが欠点です。
合成皮革の面積が少ないのです。
風通しはいいのですけれどシート上が安定しないのは困ります。
ニーグリップする膝の内側には滑り止めがしてあっていいのですが、お尻の部分の面積は本当に少ないです。
ライディングフォームのチェックをしていて気がついたのですが、ハングオフの時、CBRのシートにはアウト側の骨盤の出っ張りが乗っかる部分がちゃんと作ってあるのです。
そこだけ僅かに傾いた平らの部分になっています。
コミネのライディングパンツは骨盤の出っ張りの部分は合成皮革になっていますので、ちゃんとしたフォームである限りは安定することになります。
しかし、自由度は少ないと思います。
いつもハングオフでなくてはなりません。ところで膝を出さないとバンク角が深くなります。
このバンク角が深い状態でちょっと実験をしたいことがあるのです。
グリップが上がる季節には、いつもリヤサスの圧縮側減衰を強くしていたのですが、今度ちょっと弱くしてみようと思います。
グリップ感
ずっと思っているのですが、ダンロップα13というハイグリップタイヤを履いているにも関わらず、グリップ感というか「グリップがきているぞ。」という感触が希薄なのです。
私はかなり足まわりを柔らかく設定していますのでそのせいだと思っていました。
しかし、PCXではサスペンションが柔らかいにも関わらずグリップ感がちゃんと分かるのです。
具体的には滑らない、大丈夫というのが分かるわけです。
でもCBRではこの辺り、寝かし込むまであんまり分かりません。相当距離を走り込んでから粘っこい感触がやっときます。
だから冬場などタイヤがちゃんと温まっているのかどうかなど本当に気を使います。
ABS車ではできないと思いますが、クラッチを握ってリヤブレーキでわざとロックさせてみて確認しているほどです。
ロックしなくなってようやくタイヤに熱が入ったな、と分かるのです。
今の私のCBRのサスペンションセッティングはおそらく再弱設定に近いです。
伸び側減衰は最弱にしています。
そのせいかなと思っていたのですが、もしかしたら反対にまだ固いのかも知れません。
絶対荷重が小さい公道走行のせいだろうと思います。
このα13というタイヤはサーキット走行を想定しているタイヤです。だからタイヤからのフィードバックが分かりにくいのだと思います。
この場合、サスペンション設定を固くする方向を考えてしまいそうですが、むしろ反対でおもいっきり柔らかくするのが正解のような気がします。
新車で納入されたときは、サスペンションはプリロードから全部がちがちでした。
タイヤはブリジストンでしたが太いタイヤにも関わらずグリップ感が無かったのを確かに覚えています。
だから、サスペンションを固くしても効果は無いと思います。
今度雨があがったら、リヤの圧縮減衰を1回転弱くしてみます。
1Gの意味
リターンの方なら当然ご存知のことですが、私は最近まで知りませんでした。
昔のバイクはサスペンションの設定がほとんどできなかったのです。
このライダーがまたがった状態のサスペンションの基本状態は重要です。
この1G状態でのサスペンションの沈み込みが不十分だと、タイヤが滑ったときのリカバリーのための伸び量が不足するということです。
そして、その伸びを制御するダンパーが伸び側減衰で、これを再弱にすることによって乗り易くなるのだそうです。
ライダースクラブによれば、スーパースポーツでは最低限これだけはしておくとよいと書かれています。
これをしてあるので、多少バンク角が深くなっても大丈夫だと思います。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。