コンバットフライトシミュレーター

こんにちは、ミーゴローです。

昨日は本当に春の気候でした。そういえばいつのまにかひな祭りも過ぎているのです。スーパー西友へ行っても「お内裏様とお雛様、ふたり並んですまし顔。~」の音楽が流れていないので忘れていました。ひし形のケーキやお菓子、雛あられ、白酒も見かけませんでしたね。学校の給食などにはもしかしたらデザートで出たかもしれません。でも、だんだんこうして時代は変わっていくのでしょうか。

最近はひな人形をかざるという家庭も少ないのではないでしょうか。豪華なひな壇というのはそれなりに風情があってよいものなのですが、同時に高価なものでもあり裕福な家庭の子にしか与えられないといった問題もありました。ひな人形というと昭和の時代には盛んにテレビコマーシャルを展開して一大マーケットだったのですが、今は百貨店でも小さなセットを見る程度です。昭和の時代の貨幣価値でも数万円もしたものですが、完全に家財道具の扱いになるのだそうで美術工芸品としての価値は無いとのことです。それでも、上等な品は十二単にしろ家具にしろ本当に精密に作られているので大事な家宝として置いておくといいと思います。

マイクロソフト・コンバットフライトシミュレーター2

さて、昨日の続きです。

マイクロソフトのフライトシミュレーターシリーズでコンバットフライトシミュレーター2というのがあります。2000年発売の16年以上の前のソフトで今のウインドウズOSでは動作不具合が出ます。私は実は今もこのソフトをたまに起動するのですが、OSはWindows98SEです。もちろんセキュリティ上、完全にネットワークから遮断したスタンドアローンのPCを使用しています。古いFMVでインテルPentium2 450MH搭載モデルで、スペックなど今のPCと比べると全く隔世の感があります。

しかし、驚くべきことにソフトの動作は実にスムーズ。ソフトの画質設定は最高にしてあります。それでも、動作がカクカクすることはほとんどありません。

まずもって、スタンドアローンであることもありますが、ウインドウズ自体の起動が速い。10秒程度です。全くストレスを感じない。OSに余計な物が無いのでしょう。この時代はネット社会が平和でハッキングその他の驚異が無かったといえばそうなのですが、ウインドウズが今よりまともだったのだと思います。ウインドウズはUI(ユーザーインターフェイス)の面を見る限り、バージョンアップの度にどんどん退化していくように感じます。Win8のうりだったタッチパネル機能にはあきれました。まったく消費者を馬鹿にしているとしかいいようがありません。P51D E2S01

(マイクロソフト・フライトシミュレーターⅩアクセラレーション,P51D Warbirdsim Little Friends2,texture by Dave Quincey, Warbirdsim and John Terrell repainted )

飛行機の操縦はバイクに似ている

さて、ウインドウズを起動したら、ほとんど全く意味の無いアンチウィルスソフトをオフにします。余計なソフトはアンインストールしてあります。そして、コンバットフライトシミュレーター2を起動します。

このコンバットフライトシミュレーター2は、大戦中のレシプロ機が操縦できます。機体のモデリングが意外に細かくてきれいです。おそらくPS2あたりのソフトと同等でしょう。風景も非常に美しくフォトリアルなので驚きます。本当に南の海の上を飛んでいるようなのです。さすがに低高度を飛行すると地形がカクカクでこぼこしていて段ボール箱で造ったみたいな感じになりますが、ちょっと高度を上げると気になりません。

飛行機の操縦に関しては、非常にリアルに考証してあるとのことです。また、独立電源のフォースフィードバック機能付きのフライトスティックを使用しますと、エンジンの振動、タキシングしているときの地面の感触、飛行状態での翼が大気をとらえる感触などが手に取るように伝わります。

コンバットフライトシミュレーター2では、操縦に専念できるという特徴があります。当時のレシプロ機には磁気コンパスしかなかったのです。つまり、航法を事前に学習しておく必要がありません。この航法なのですが、同じフライトシミュレーターでもジェット旅客機やセスナ機を操縦するタイプなどでは基礎的な航法をマスターする必要があるのですがマニュアルを読んで理解できる人はほとんどいないのではないでしょうか。

マニュアルではロッド・マチャド氏という飛行教官がやさしく解説してくれるのですが、一般の人ではVORの説明からしてつまづくとおもいます。これを理解するには幾何の基礎知識が必要なのです。

その点レシプロ機はいきなり飛ぶ事から始まります。そして必ず失速させて墜落してしまいます。何回も墜落します。何とか水平飛行ができるようになったら着陸にチャレンジしますが、これが難しい。最初の1カ月はまず着陸できません。私の場合そうでした。滑走路を通り過ぎてしまうか、滑走路の前に落ちてしまうか、はたまた滑走路の進入ラインに乗れないという状態が続きます。

続きます。

今日もこのブログを最後までお読みくださり、ありがとうございました。

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