リターンライダーの事故原因

こんにちはミーゴローです。
この季節、朝は相変わらず寒いです。PCXでの通勤でいつも思うのは、信号というのは本当に意地悪にできているな、ということです。何か悪い霊でも憑いていて悪さをしているのかと感じます。

グリップヒーターなのですが、当然物凄くバッテリーに負担をかけます。信号停止のアイドルではスイッチをいちいち切らないとすぐにバッテリー警告が点滅を始めます。だから、なるべくなら止まりたくないのですが、開かずの信号、タイミングの悪い信号がニタニタ笑いながら目前で黄色、赤と変わるわけです。

普通の交差点用の信号機一式で数千万円だそうです。交通安全のためというよりは官僚利権の産物そのものだと実感します。赤で止められても交差相手側に全然車が通らず、ここに信号要るの?というのがけっこうあります。

まあ、交通警察の車両もそれに従っているわけですから、それを見習って大人の運転第一であることはいうまでもないのですが。利権老人がいて懐を肥やしているのを思うとやたら腹が立ちます。

 

リターンライダーの事故原因

さて、昨日書きましたリターンライダーの死亡事故などの原因ですが、「ライディングのペースが掴めないことがあるのでは」という可能性について書きます。
スーパースポーツというバイク、大型二輪をお持ちでない方は実感できないと思いますが、本当に乗りやすいのです。この乗りやすいというのは決して簡単という意味ではなく、自由自在に操れるという意味です。ある程度の二輪の運転感覚をお持ちの方ならイメージが想像できると思います。

自分が上手くなったのかなと錯覚するほどで、バイクの挙動がライダーによく伝わり、またライダーの意思もバイクによく伝わります。

 

 

ある日のこと、いつものコーナーの立ち上がりでフロントが軽くウイリーしました。そのまま10センチ程度前輪を浮かしたまま次のコーナーまで直線を走り、ブレーキングに入ります。前輪が接地してステアリングが大きく身震いしますが、何事もないかのごとくリーンに入っていきます。
(へー、モトGPみたいだな。・・・え!今のライディング、俺?)
ということがスーパースポーツに乗り始めの頃ありました。

 

これが事故原因なのじゃないかな、と思うのです。つまり、ライダーの知らない間にとんでもないアベレージになっていることがあるわけで、調子に乗ってしまうのです。

本当の初めて乗るときなどは、掲示板などでよく書かれているように「加速力が、かつての2スト250や400のレベルなんかじゃない。」、「怖くてスロットル開けられない。」、「頭上にあり得ない加速の光景が展開する。」世界なのですが、人間というのは慣れてしまうのです。

丁度いい感じが半端じゃない。それがスーパースポーツバイク。そのことを常に意識しておかないと危険な領域に入ることなります。センターラインをはみ出してしまう。止まれない。というようなイージーミスを犯してしまいます。

 

 

安全マージン

公道上での基本は安全マージンの確保です。ブラインドの向うに何があっても対処できなくてはならない余裕です。渋滞の車列の間から、不意に人が出てきても停止できる余裕です。

安全マージンを確保したライディングのペースがリターンライダーの事故を防ぐと思います。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

このページの先頭へ