久々のライディング

こんにちはミーゴローです

私の地方、一昨日日曜日の天気は最高でした。気温も10度くらいあり日差しもあって暖かったです。

予定通り、愛車CBR1000RRに乗ることができました。ツナギだけでも寒くはなさそうですが、念のためフリースを上に着ました。フリースはフワフワしていて柔らかく、ファスナーもカバーリングされていますので、タンクカバーに伏せたりしたときでも、キズが付いたりすることはありません。

実際走ってみても寒くはなくて、この季節にしてはツーリング日和だなと思いました。でも、他のライダーは一人も見かけませんでした。もしかしたら、エンジンという強力なヒーターを抱えていてフルカウルだからあまり寒さを感じなかっただけかも知れません。風が当たる小指と薬指は少し冷たくなってきましたから。

こういうときは、路面温度に気をつけないと・・・・・。

 

タイヤの摩耗痕について

前回、タイヤの空気圧などについて書きましたのでタイヤの話からご報告いたします。わたしが現在履いているタイヤはダンロップのα13です。タイヤのトレッドコンパウンドが5分割になっているらしいです。

真ん中が固くてサイドがソフト、一番端がさらにソフトという構成です。

タイヤの空気圧は指定空気圧で、距離数十キロ程の軽いツーリングでした。走行後のタイヤは一肌程度に温かくて、摩耗痕の状態は接地していない端の部分が、フロントタイヤが1.5センチ弱、リヤタイヤが1センチ弱程でした。

走行時のバンク角は40度から45度弱程度で軽く流しています。路面温度の良好な季節でも接地しない部分はこれより2~3ミリ程度変わるだけですから、指定空気圧で浅いバンク角でも、しっかり荷重をかけてライディングすればちゃんとトレッドが接地しているのが分かります。ただ、意外だったのはフロントタイヤに軽くアブレーションが出ていて毛羽立った状態になっていたことです。公道でこの季節ハードブレーキングなどした覚えはありません。

 

ウォームアップの大切さ

いろいろ原因を考えていたのですが、ウォームアップの結果だと思います。今回、気温が低いのと久しぶりに乗ることを考慮して、念入りにエンジンとタイヤのウォームアップを行いました。

スタートしてしばらく水温表示が出るまでは極低速。水温表示が出てから低速でゆるく加速減速をひたすら繰り返します。タイヤのウォームアップです。「ライダースクラブ」で覚えた方法です。タイヤを揉むわけですね。これをたっぷり6キロ程行いました。

このあとすぐにワインディングに入って、調子を確認するつもりで軽くコーナーを走ってみました。このとき、想像以上にタイヤ温度が上がっていたのだと思います。

 

さて、私の地域では幸いこういう乗り方ができる交通事情のゆとりがあるわけです。つまり、ウォームアップを入念に行うことができる空いている区間があるわけですね。それでも、バックミラー等、常に周りに注意を怠りません。まして、すべての人が環境に恵まれているわけではありません。

 

体験上注意していただきたいこと

私は幸いタイヤのウォームアップの正しい方法を知っていました。よく誤解されているのがスラローム状にくねくねする走り方ですが「ライテク本」によれば、レーサーが新品タイヤの皮むきをしているだけらしいです。ウォームアップの効果はさほど無いということです。

そして、車のドライバーからこれらの行為がどう見えるかというと、挑発していると感じるらしいです。
以前、突然後ろの車が横に私の並んできて幅寄せなどの煽り行為を始めたことがありました。

車を止めて「なんであんな危険な事をするの?」と聞くと、相手は「煽ってたじゃないか。」と言いました。

私が「それは、タイヤを温めていたんですよ。」と言うと、「ああ、そうだったの。」と納得しました。

へえー車からは煽り行為に見えるんだなと初めて知りました。多分、加減速の繰り返しによるウォームアップでもドライバーには同じ煽りに感じると思います。以来ウォームアップをしているときは、車の接近に大変注意しています。みなさんも、周りに注意しながら、また交通の流れをよみながらウォームアップをしてください。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

このページの先頭へ