個別消費税を増やそう!

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こんにちわ。ミーゴローです。

昨日の記事の続きですが、本自体は大変お勧めです。内容が濃いのに一日で読んでしまいました。

基本的に武田邦彦先生も言われているように、増税で国の借金は返済できない。ということ。このことが詳しく理解できます。

 

 

 

 

 

また、公共工事で需要を創出する従来型の景気対策が意味が無いというのもよく理解できます。

 

国の借金1000兆円は国の政府の借金であって、国民の負債ではない。債務は政府が何とかするべきものだという正論を実現させる方法のひとつを明示しています。

 

 

また、消費税増税というのはそもそも財務省からの圧力だということらしいです。まあそんなところでしょう。

財務省のホームページ(http://www.mof.go.jp/faq/seimu/04.htm)「消費税引き上げの理由」によれば、

「今後、少子高齢化により、現役世代が急なスピードで減っていく一方で、高齢者は増えていきます。社会保険料など、現役世代の負担が既に年々高まりつつある中で、社会保障財源のために所得税や法人税の引上げを行えば、一層現役世代に負担が集中することとなります。特定の者に負担が集中せず、高齢者を含めて国民全体で広く負担する消費税が、高齢化社会における社会保障の財源にふさわしいと考えられます。」

 

ということです。まあ、社会保障の財源だといいたいわけです。

消費税率を上げたら消費が落ち込むというのは当たり前であり、福祉などの社会保障財源確保などというのは子供だましなのにどうしてみんな黙っているのでしょうかね。

 

ネタばれですが、消費税を下げるのは非常に効果があると著者はいっていますが、納得できます。

 

ただし、この本には書いていないのですが、日本は一部の既得利権者が強い権力をもっています。

いつもいっている官僚支配なのです。難しいと思います。

 

個別消費税を増やして消費税率を引き下げてごらん

個別消費税、たばこ、アルコール類、ガソリンの消費税を上げて欲しいのです。百歩譲ってガソリンは経済と密接なのではずしたとしても、おっさんのニーズ限定のたばこ、アルコールは大幅に増税すればいいのです。

 

バームロールの大きさが明らかに小さくなっています。外税表示でレジでお金が足りなくなったこともあります。切手の値段がころころ変わって大変不便です。これほど、国民に増税を実感させるものも無いのではないでしょうか。これでは、消費が落ち込んで当たり前です。

 

経済はややこしいのですが、デフレなのに物価は上がる、それでもインフレターゲットの達成に躍起になっている。非常に一見矛盾した状態です。

これはとりもなおさず消費税増税に税収を期待するがゆえの現象でしょう。

わたしですら、イオンは高めなので西友にいくなどの経済節約をしているのです。実際、一度の買い物で500円以上違います。

 

消費が伸びない原因がこれほどはっきりしているのに、何ゆえ消費税増税にこだわるのか。

利権団体です。日本の呪縛です。

 

一般小市民のできること

通貨という価値の証明に惑わされないこと。消費は手控えて貯蓄にまわさざるを得ません。だからおそらく、増税による税収の増加は失敗するでしょうから、通貨の量的緩和は続くと思います。「日本は世界一の経済大国」によれば量的緩和は今後も必要でかつ有効な手段であるとあります。

個人的には、ハイパーインフレは無いとしても、円の価値は下がっていくことは確実でしょう。

今後、(核変換)錬金術(金を他の元素から人工的に作ること)が実現しない限りは資産のポートフォリオに金地金を入れていくべきでしょう。

 

今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

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