ドクターX~外科医・大門美知子のニューシーズンが始まっていた!

こんにちわ。ミーゴローです。

ドクターX~外科医・大門美知子のニューシーズンがいつの間にか始まっていました。

このドラマは必ず観ています。大変ですどうしよう。

 

二時間スペシャルを録画してそのまま観ないでいました。ニューシーズンがいつ始まるのか知らなかったのです。

前シーズンの最終話。どうしても消去することができなくてずっとハードディスクにおいています。

大門美知子が恩師を救って、宇宙旅行に行って、猫の病気も治しにまたすぐに地球に帰る話。

 

前シーズンの頃、丁度猫のみぃごろーが急性腎不全で瀕死の状態だったのです。本当に大門美知子先生がいてくれたならどんなにいいか。切実な思いでした。

 

義理の弟の獣医は早々と安楽死の準備を始める始末です。完治は不能といいます。「あほか、ふざけるな!」治療方針は私が決めます。勉強はしておくものです。どんな分野でも。これは絶対。

私は人工透析の医院を探し回り、当面の対策として近くの別の医院に栄養補給の延命処置を依頼しました。医師ではない私が治療方針を決めました。全く無茶ではありますが、みぃごろーを失うわけにはいかないのです。

 

猫の人工透析の施設はあまりにも遠く、とても移動には耐えられないと思われます。腹膜透析をしてくれと病院に依頼するとできないといいます。今の獣医は当てになりません。それなら私が腹膜透析をやると獣医に伝え、退院することにしました。

そして、その退院予定の日にみぃごろーは亡くなりました。

 

はなこに続き、みぃごろーも亡くしてしまいました。

一時退院のとき、瀕死の状態のみぃごろーは私を見て涙を流していました。猫は泣くのですよ。

 

みぃごろーを亡くすなどということは、絶対に受け入れられない現実でした。「ドクターX~外科医・大門美知子」前シーズンの末期癌の恩師を助けようとした大門美知子と同じ気持ちです。

次に私のとった行動は、クローン猫で生き返らせることです。

 

ばかげていると思われるでしょうが、映画「フィフスエリメンツ」の中の科学者の台詞です。「DNAが回収できたなら、我々はそれを生存者とみなすのです。」

ずっと前の記事に書きましたが、個体というのはDNAと記憶という情報の連続体である。ということです。

 

当然異論もありましょう。記憶というのもそのメカニズムが解明されているわけではありません。クローンはオリジナルではないとの意見も当然あります。しかし、私はクローンは条件によってオリジナルとイコールであるという結論に達しています。

 

さて、しかし米国のこのクローン猫のビジネスはすでに無くなっていました。

しかし、理系の研究室に非常に強力なコネがあれば、クローン技術自体は難しい技術ではありませんので実現が絶望というわけでもなかったのです。

 

 

現在もゲノムDNAを含む可能性の高いみぃごろーの体細胞を冷凍保存しています。

 

知り合いには私は完全にいかれていると言われています。自分でもそう思います。

最近、ふと思うのは、みぃごろーのクローンが奇跡的に成功したとして、また迎えるであろう、老齢期の腎不全のあの苦しみをもう一度経験させてしまってよいものであろうか。

これは、人間のエゴです。

 

はなこの時代はクローン技術がありませんでした。ゲノムDNAの復元は無理でしょう。(注:北海道大学で日本狼の剥製からのゲノムDNAの情報復元が成功したとのことです。)ですが、完全に眠り猫です。

みぃごろーも現在は眠り猫状態です。シュレーディンガーの猫といいましょうか、死んでいるわけでもありません。

 

この二人、非情なこの世に呼び戻して、またいろいろ苦労をかけるのも最近どうかななどという気持ちです。眠り猫でもいいのかな。

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

 

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