雨の一日

瞳の鬱(うつ)日記・岩見沢駅にて。まだ、元気だった頃。

 こんばんわ。おはようございます。瞳です。

 退院してから、例の砂埃対策一段落で、昨日一日は雨で、のんびりしてました。

 退院直後だということ、思えば忘れていました。身体も休めなくては。何もしないでボーッといました。というより、ほとんどボケていました。

 で、今日は雑談。ようやく、ポーランドからのスパムアクセスも一段落してきて、いつもの読者の方々も復活してきていることですし。

 病み上がりの一日

 退院といえば、2年前の大手術後の時、思い出します。

 感染症を併発して、高熱で死にかけました。

 でも、やっと起きられるようになって、いつもの自宅の事務机に腰掛けて、飛行機達と再会したとき、何ともほっとしたのを今でもよく覚えています。

 わたし、飛行機女子なんです。CAになりたいくらい。CAというより、むしろイーグルドライバー。

机正面のスチール棚

 

 この写真なんですが、随分と乱雑で恐縮です。いろいろ置いてます。

 全景はまるで、映画「紅の豚」(1992年・宮崎駿監督・スタジオジブリ)のワンシーン。幽霊飛行機の大集団みたい。この上にも大スケール1/18のP51Dムスタングがあります。

 旅客機の段には、わたしが初めて乗った飛行機、JALのB777-300もありまして、始めて乗ったときは、緊張で涙目。伊丹離陸後すぐに左旋回に入ったときなど、失速するのではと肝を冷やしました。それまで、散々、シミュレーターでレシプロ戦闘機の急旋回で失速させてましたから、(こんなデカい飛行機が、こんな急な機動して大丈夫なの?)という感じ。

 ビニールをマスキングテープで止めているのは、ホコリよけです。結構効果があります。模型を裸で置いておくのはよくありません。ホコリで悲惨なことになります。

 机に座ると、写真中央やや右の「疾風(はやて)」が常に目につきます。普段無意識だったんですが、一番懐かしい、というか、常に視野にあったわけで、この「疾風」を観たとき(ああ、帰ってきたんだ。)と心底感じました。

 「疾風」の銀の地肌に赤い日の丸。旧陸軍のこのカラーコンビネーションけっこういいんですよ。でも、シミュレーターとかで、「疾風」を操縦するとかはほとんど無かったし、特に思い入れもなかったんですが、不思議と懐かしい。

 余談ですが、あの撃墜王・坂井三郎氏によれば、この「疾風」は日本機の最高傑作だということです。わたしとしては、「紫電改」の方が相性はよかったんですが、実際、当時、誉エンジン(ほまれ・2000馬力、米軍機と同等。)が本来期待された信頼性を有していたなら、これにかなう米軍機は存在しなかっただろう、というのは納得できます。

『CSI:科学捜査班』

 というアメリカのドラマがありまして、WOWOWで観てました。ラスベガス編で、この科学特捜班の主任のギル・グリッソムのオフィスがこんな感じ。まあ、ドラマのセットだから、もっと綺麗というか、見栄えがよいのですが、押さえた落ち着いた照明の部屋に、グリッソムの個人的なもの、昆虫学者でもある彼の様々な標本などが置いてあるのです。

 いつも、わたしの机に座る度、グリッソムのオフィスを思い出します。

 この『CSI:科学捜査班』というのは、いわゆる鑑識なんですが、ドラマ開始当時は現実には存在しなかった架空のセクションだったんだそうです。(ウィキペディアより)

 設定によれば、警察に属するわけでもなく、独立した組織のような感じだったんですが、このドラマ放映以降、このドラマの影響で、実際にこのセクションが警察内だと思いますが創設されたそうです。

 このドラマ観てると、大昔の「刑事コロンボ」を観ると、犯人の犯罪計画のいい加減さとか、当時の鑑識捜査の大雑把さに驚きます。時代の進化なんでしょうかね。

 まあ、『CSI:科学捜査班』はフィクション部分もありますが、けっこう勉強になりました。

化石とかいろいろ置いてます。

 棚のもの

 「疾風」の手前のF15イーグル・アグレッサー機「青」は、元アグレッサー・ハチさんの愛機だった塗色機。YouTubeでいつも必ず置いていて、時々お話しながら手に持っておられます。で、わたしも最近置いてます。

 下の段に「紫電改」。椅子に座ると見えないのが残念。

 そんでもって、なんで野球のボールがあるかというと。

 わたし、野球のことは全然知りませんし、特に興味もありません。選手の名前など全くです。だから、誰かのサインボールとかではないです。

 長年、プロ野球とかは、いわゆる軟球の固いのを使っているのだと思ってました。

 時々見かける、赤い糸の綺麗なボールはサイン用のボールだと思っていたんです。

 でも、いわゆる硬球。プロ野球や高校野球では、この硬球を使っているのだと知って大変驚きました。

 (こんな、綺麗なボール、使ってるんだ。)

 この硬球って、本当に不思議な造形美。真っ白い皮に真っ赤な糸。丁寧な手縫いの仕上げ。信じられない。

 野球には全く興味は無いのですが、この硬球は長年欲しいなと思ってました。

 で、ごく最近。ネットで調べたら、やっぱり結構高い。で、縫い目が綺麗なのはミズノのボール。

 この硬球の製造過程のYouTubeの動画観てたんです。今でも丁寧に職人さんが手縫いしてるんですね。でも時代かな、最近は外国製。もう、ミズノでも日本では製造してないらしい。でもまあ、このボール、品質はいいです。

 いつも、眺めて楽しんでます。

 精密模型

 上の写真の棚セクションは、全て塗装済み完成品です。ディテールは甘いのですが、塗装は焼き付け塗装で綺麗です。

 いつも、皆様にお見せするトムキャットとかは、いわゆるプラモデルの精密模型なんですが、作るのは、猛烈に大変です。大型だと1年以上かかります。まあ、最近の田宮模型などは、組がいいというか、精度が高いので、半年くらいで出来ます。

精密模型の棚

 この、スピットファイヤという戦闘機は、1/48スケールの大きさです。オークションで買いました。プロのモデラーに造ってもらった感じです。もの凄い出来です。無線用のワイヤーから操縦席などのディテールアップが凄い。わたしにはとても無理。

 このスピットファイヤという戦闘機は、初期型のMk.1Aという型です。英軍機というのは、大戦初期には、航空機の迷彩塗装をマスキングしてエアブラシで塗装を行っていました。写真では分かりにくいですが、色の分け目がくっきりとしているんですよ。そういったところも、きちんと再現されている。このこと、この元モデルである田宮模型のキットの説明書には記載されていない。さらに、色見本の図もなんか、ぼやけがあるのか無いのか分かりにくい。

 しかし、この完成モデル。さすが。しかも、繊細。一見ぼかしがあるかのような繊細な塗り分けライン。

 わたしの家では、このスピットファイヤ意外にも、スピットファイヤは、結構数が多いです。好きな機体なんです。ムスタングの次に多いかな。塗装のバリエーションもいろいろ。対戦中期頃には英軍機も迷彩がマスキング無しでぼかしになっていきます。

 向こうに見えるのは、わたしが造ったF2。これは逆に迷彩のぼかしが強すぎた。機体の上面部分。当時、何考えてたんだろう。我ながら。今更修正出来ない。

 でも、この機体上面部分。整備で結構汚れるんですよ。同じ、海洋迷彩機のファントムが、偶然、わたしのこのF2と同じような状態になってました。塗り分けラインがぼやけてハッキリしない状態。

 まあ、こういうのもありね。って何とか納得。今、もう一機造れといわれても、無理。

 まあ、今日は、たわいのない話でした。

 ああ、帰ってきた市展「なら」の絵も拭いとかなきゃ。わたしの入院中に配送してもらっていて、玄関テラスに置いておいてもらってました。かなり、例の工事のホコリが付いていると思われます。

 

 

 

 

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