週間日曜日・市展なら

瞳の鬱(うつ)日記

 こんばんわ。瞳です。

 昨日の日曜日は、電気店でのPCパーツ入手とか、化粧水とか食料品の買い出しとか、あっちこっちに出なくてはいけなくて、しんどかったです。

 とにかく、このところ、わたしの地方でも、とても寒いの嫌でなるべく外には出たくないし。

 はやく、「市展なら」の制作にとりかかりたいのですが。寒さで体の調子が悪いです。

 表題の絵なんですが、ファンシーバージョンの絵。8号くらいかな。雅楽の「胡蝶(こちょう)の舞」がモチーフです。消費税込みで88,000円、額無し。冗談ですが、もしご要望の方がおられたら、加筆してお譲りいたします。

同じモチーフ、同じモデルの子

 このF150号の絵と比べると、だいぶ違う種類の絵です。表題の絵は、本の挿絵みたいな感じ。こんな絵も描いているのですよ。バックにある黄色いのは、図ではわかりにくいですが、胡蝶といえば、山吹の花。いわゆるヤマブキの花です。

 しかし、表題の絵は、ファンシー調なんだけれどもバック全体の色がよろしくない。バーントシェンナ(赤みの茶色)が強すぎる。バックを失敗してます。これをバーントアンバー(焦げ茶色系)とかをベースに調整して、全体をパステルカラーにするとS100号とかで、けっこうそのまま作品になります。

 なぜかというと、押さえどころがありまして、人物の顔のデッサンをしっかりをとっている。

 写実ではないですが、こういうところなんですよ。勘所。体はデフォルメをかけているわけですね。

 アニメとかなどでも駄目なのは、人物が下手なもの。特に人物の顔が下手なのは駄目です。写実に描けといっているわけではなくて、上手な作画の人物は、顔がよく出来ている。

 語弊があると恐縮なんですが、下手な代表的な例は「鬼滅の刃」です。人物まるで駄目です。

 そして、よくあるウザいネット広告の漫画絵。広告がウザいというより下手すぎる。色っぽい女性描きたいんだろうけどとにかく絵が下手すぎる。素人ですね。或いはレベルの低い専門学校の学生アルバイト。

 「鬼滅の刃」なんですが、わたし、アニメはあまり観ないのですが、入院中、観る物がなくて、しょうがなくてこれ観ていたんですが、CG部分以外、何もかも下手すぎてきつかったです。

 刀の表現も駄目過ぎるし、なんでこれが受ける(ヒットする)のか分からなかったです。

 反対にワンピースなどは、あれほどデフォルメをかけていても上手なんですよね。

 人物がいいと言えば、西尾維新の物語シリーズとか、あの辺りのレベルまでは行って欲しいものです。

 描写の絵にするか、モダンアートでいくか

 これで、ずうっと悩んでいまして、実は、描写系の「光風会」の先生お二人にも、しばらくの間、お教えを頂いていた時期もありまして、わたし、描写も描きます。 

 絵の案もすでに2・3あるのですが、今のモダンアートの系統続けるのがこの世界の定石なんですよ。今やっているシリーズ、乗ってるし。

 でも、審査員は全員描写系。下手すると落選。

 この「市展なら」は、実は「奈良県美術展覧会」より倍率が高い。

 しかも、入選作品と選外作品の搬出日が別々なものだから、今、運送屋さんにどうしようかと考えているんです。

 2枚出して、両日とも予約を取るのが確実だけれど、料金が9000円も高くなる。しかも、必ず2枚のうちの1枚が入選するとも限らない。

 いろいろ、悩み事が多くて、しかも、寒くてかないません。和室の仮設アトリエ。気ばかり焦ります。

 

 

 

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