節約の旅で名古屋まで行く

瞳の鬱(うつ)日記

 こんばんわ。瞳です。このところの財政逼迫状態により、通院のための交通費をどうしようかと思っていました。なにせ、名古屋までこれからも何回も通院しなくてはなりません。

 今までは、最速の新幹線でおよそ2時間前後で通っていました。距離は223.5kmで、わたしの最寄り駅JR王寺からの片道運賃は、特急券込みで7140円前後になります。所要時間およそ2時間はやっぱりはやい。先日は、贅沢にもグリーン車に乗ってしまいました。我ながら馬鹿です。

 新幹線は快適なのだけれど、普通座席でも往復で毎度毎度1万5千円前後はかなり問題。

 で、普通に考えるのは、ライバルの近鉄特急。最寄り駅はJR王寺駅に隣接するというかくっついている近鉄新王寺駅。ここから、大和八木駅まで出て近鉄特急名古屋行きに乗ります。総距離は167.6kmで、東海道新幹線経由よりはかなり近道。運賃も3,800円とかなりお得です。近鉄の宣伝通り。所要時間も大体2時間40分程度。まあ、確かに新幹線の強力なライバルではあります。

 特急「火の鳥」とか美しい列車も走っています。これは魅力。

 なんだけれど、近鉄特急には注意すべき問題がありまして。

 女性は客相の悪さに注意

 近鉄特急では、わたし過去に非常に不愉快な経験を何度か経験しています。大阪難波発の名古屋行きの場合は直行するのでまあマシかなというのがあるのですが、名古屋方面へ行くとき、何度か直行の座席が取れなくて伊勢方面からくる中川駅経由の名古屋行きに乗り換えることがありました。そこで、伊勢帰りの老人ジジイ集団にわたしの指定席を占拠されてしまったり、卑猥な話、下卑た話をするおっさんの集団に座席を取り囲まれてしまって非常に不快な思いをしたり、靴下の臭いが凄いおっさんが、後ろから足を座席にのっけてきたりして非常に不快な経験をさせられました。そんなことする嫌な客が多いのですよ。本当に。とにかく、客相が悪いのですよ。伊勢帰りの乗客というのは。

 まったく罰当たりもいいとこなんですが、伊勢参りというのは、とにかく不謹慎にも、お伊勢様へのお参りよりは、はめを外して遊びにいく輩が大変多いのです。昔から。

 だから、わたしはなるべく近鉄には乗らないようにしています。乗りたくないんです。

 第三のルート

 それなら、JR東海道線の在来線で行ったらいいのでは、というのが次にきます。

 JR王寺ー大阪ー米原-大垣-名古屋を新快速などを乗り継いでいくのです。特急料金がいりません。

 総距離は223.5kmで新幹線とほぼ同じ。料金は4,070円で、近鉄特急より200円ほど高い。所要時間は3時間半から4時間以上です。けっこうかかります。

 このルートの問題点は、新快速が混むことと。時間がやたらに長いこと。なのに新幹線と比べて3,000円しか安くならないこと。

 なかでも、新快速のシートで座ることができても、おっさんに隣に座られたら大変です。今のわたしには耐えられない苦しみ。

 で、第三のルートをみつけました。

 大阪を経由しないで、せっかく奈良にすんでいるんだから名古屋に向けて直行するとどうなるのかしら。と考えたわけです。

 JR王寺ー奈良ー加茂-亀山ー名古屋というルート。JR関西線というのがありまして、非電化のローカル線で伊賀上野を経由して亀山、四日市まで突っ切ります。地図をみれば文字通りの直行です。

 総距離149.3kmで最短。料金2,640円で最安。さらにローカル線にもかかわらず、所要時間は3時間33分と、東海道線と同じかそれよりもはやいくらい。

 新幹線を利用した場合に比べて、料金は何とほぼ3分の一。素晴らしい。

キハ120-7とキハ120-12の2両編成・亀山到着直後。行きはキハ120-12に乗りました。

 わたしのよみとしては、この関西線、それほど混まないとよみました。で、実際、ゆったりしていて亀山までは快適でした。いつのまにかJRは、こんな綺麗な車両を導入していました。

 なによりよかったのは、車内放送が静かで控えめだったこと。同じローカル線のJR万葉まほろば線というのがあります。大和盆地を一回りする路線です。227系のステンレスボディに緑のラインの入った綺麗な2両編成なんですが、とにかくうるさいんです。車内放送が。英語に中国語に韓国語が大音量で駅に着くたびいちいち車内に流されるもんだから、わたしなどは耐えられません。

 それに比べて、この関西線のキハ120は何と快適で静かなこと。ああ、この路線いいわ。

これは、帰りで加茂に着いたとき。何と偶然にも行きのときと同じ編成車両。キハ120-7とキハ120-12の2両編成。

 帰りはキハ120-7号車。伊賀上野で乗客がほとんど降りてしまい車内は不思議な空間。

何故か全部カーテンが引いてあって、いい雰囲気。カーテンの開いてるところには、スマホのお兄さんがいて、開けてしまいました。
これ、キハ120-7の車内です。ホテルの部屋ではありません。スマホのお兄さんなんですが。1時間以上スマホに没頭。大丈夫。あんた。怪しいよ。
キロ85-1の編成 特急「飛騨」

 名古屋駅の在来線のホームだから、いろいろな車両が観れます。この特急「飛騨」は、むかしは北海道・三笠にあるクロフォード公園の80系気動車と同型の車両で運用されていました。この85系は確か700馬力(350×2)だったかな。80系の360馬力では、坂道大変だったのだけれど、YouTube観たら85系は楽々坂道登っていく感じ。時代だね。

 帰りの名古屋から亀山までの快速の車中で、クロスシート・ボックスシート(向かい合わせ)で寝ていました。わたし、車内で本当に眠れるんです。ふと気づくと前の座席に女子高生二人が座っていまして、ヘヤースタイルとか髪の話をしていて、それ、何かわたしの前髪誉めてくれてるみたい、というか、わたしの髪を観るために前の座席に来たらしい。これはうれしい。

 といってもね、特に何もしてないんですよ。教え子の女子中学生にも聞かれたんですが、「先生その髪、サラサラやん。どうしてるの?」

 特にコンディショナーとかトリートメントはしていないの。普通の無添加サラサラシャンプーに、椿油つけてるだけ。肌が弱いのでトリートメントとかはしないんですよ。

 

 

 

このページの先頭へ