瞳、北海道に行ったのよ。3

瞳の鬱(うつ)日記

 こんばんわ。瞳です。絵画制作もほったらかして、先週の週末から、お金も時間も無理して北海道に逃避したんですが、完全に両極性鬱の症状です。活動的過ぎるんです。

 抗うつ剤の影響です。活動過ぎなんです。帰ってくると、いつもその反動がきつい。寂しくて泣いてばかり。連休明けの出勤も怖い。生きるというのは、本当に大変。

 旅の最終日

 順番間違えましたが、二日目最終日の日曜日は、少し体力が回復してきて岩見沢に行く前に札幌ファクトリーホールに寄って行きました。

 実は、ホテルをチェックアウトしているので、荷物が重い。なにせ旅行用スーツケースは持って行きませんでしたから、リュックが肩に食い込むんですよ。二泊分でもかなり重い。

 寒いだろうと思って、フリースとかも入れていったのでかさばって大変。

 そこで、ファクトリーホールで無印良品かユニクロで、トートバッグとか買おうと思ったわけです。まあファクトリーホールなら、お店あるだろうと見当つけて行きました。でも、この2店舗無かったんです。これは意外。大抵の場所にはこの二店舗のどちらか、あるいは両方あるんですけど。

クリスマスツリーのイルミネーションになる煙突は工事中でした。この広場、わたしの好きな場所。小さい頃に、サッポロビールの箱にイラストが描いてあったんです。ここのイラストを見て、いいな、行きたいな。と思ってたんです。でも、当時場所がどこなのか分からなかった。
大きなアトリウム。ここで大黒さんが歌を歌った。

 で、何か無いかなとうろついていたら、なんとセリアがあった。(おお!これはトートバッグあるかも。)

 で、110円のけっこうピッタリのがありました。さっそく買いまして、レジの人に値札をハサミで切ってもらってすぐにフリースとかかさばるものや、化粧品、お泊りセットとか重いのを入れます。

 これね、キャスターとか当然ついていないんだけれど、不思議と手提げだと重さが劇的に楽になる。というより、リュック・バックパックというのは、あんまりものを運ぶのには適さないのかも。人間工学的に体に負担が大きいんだ。だからですね、ずうっと前に書いた記事。子どものランドセルは重過ぎるという問題。最近はタブレットも入れるから完全に児童虐待状態。ランドセルってもともと完全におかしいよ。キャスター付きのランドセル、小学生が発明したけど、大賛成。

これなんですが、安くていいんだな。軽いし丈夫。無印やユニクロのだったら、綿とかで高くて重い。

 ファクトリーホールをうろつく

 初めてここに来た時、本屋があって「ジオラマ」という文庫小説を買いました。いまでも家にはあるんだけれど、どこにあるのか分からないので著者とか出版社は今分かりませんが、札幌という当時のわたしにとっては外国の環境で、不思議なファクトリーホールという空間・場所で買った本。思わず立ち読みで、小説の世界にひきこまれてしまいました。内容は著作権に触れるので詳しくは書けませんが、異国の環境で読んだせいか、深く印象に残る話です。ときどき今でも読みます。

 やっぱり懐かしいなここ。

 室蘭本線・追分駅

 昨日のつづきなんですが、岩見沢駅から乗り換え駅の追分に到着しました。もう夕方。

追分駅の跨線橋からの眺め
誰もいなくて、なんかいい。北海道の駅ってこういうところがいいのよ。

 この駅で、50分少し待ち時間があるのだけれど、退屈しなかった。鉄道の旅はこの待ち時間がいいのよ。駅の雰囲気。長万部駅や新得駅と同じ。異世界だ。このまま、どこかへ行けたらいいのに。

夕日がいい感じ。
ここで、フリース登場。

 さすがに少し冷えてきました。フリースを着ます。この旅では、この季節にしては気温が高くてフリースいらなかったかな、とか思っていたんですが、やっぱり持ってきてよかった。

 いろいろ夕日をバックに写真撮ってたらいつの間にか、乗り換え列車が入線してきました。今いるホームの向こう側。(あれ。あの列車かな。もうそんな時間かな。)と時計をみるとどうやら乗り換え予定の列車らしい。(ああ、大変!)。大急ぎで階段上ってホームへ向かいます。一両編成のワンマン列車。走って乗り込んだらすぐにドアが閉まって発車。

 ああ、運転士さんが待っていてくれたんだ。時計みるともう発車時刻だよ。わたし、こんなのばっかり。助かった、ありがとうございます。

 都会だと、ドア閉めちゃいますね。JR北海道の運転士さんは親切な方が多いです。

 この列車で、石勝線を走って南千歳まで乗って、新千歳空港へ向かいます。乗客はわたしともう数人の乗客の人だけ。(ああ、もう帰らなきゃいけないのか。「瞳、帰りたくないよ。母さん。」)

 南千歳駅で降りるとき、運転士さんに「ありがとうございます。」と言ったんです。若い人でした。

 まあ、少しの慰め

 今回の旅。飛行機が行きがエアバスA321で、帰りがA320でした。ANAなんだけれど、例の歌舞伎の安全放送は終わっていてつまらなかったんだけれど、各座席の前にモニターがあって、機外映像が観れるんですよ。これしてくれたらいいのに。とB787のときから思ってたんですが、実現しました。夢みたい。

関空のファイナルアプローチ。グライドスロープ完璧。

 今回のフライトは満席で空きが無かったので、通路側の座席でした。でも夜なので、どうせ外は観えません。天気が良ければ地上のダイヤモンドをちりばめたような街の風景や、日本海の漁船の光がきれいなんだけれど、雲が多いと見えません。

 で、通路側の座席だったんですが、このモニター映像があったのはよかった。

 着陸のとき、照明を暗くしてくれるといいんだけれど、してくれないときが多いんですよ。

 さらに、このモニターなんですが、機内放送の度に機内放送中というロゴがでて、映像がポーズ状態になって静止画で止まります。これとてもストレスでした。

 航空機の運用というのは、厳密な安全管理が要求されるのは分かっています。が、映像を止めるのは意味が無い。過剰管理です。「何!何かあったの!」というような、本当に重要なお知らせが、オオカミ少年状態になってしまう。「ああ、またか。」状態。

 ANAの企画の方々、いろいろアイデア出すのはいいけれど、効果の検証も十分に検討してください。

 

 これでは、大好きなCAさんの機内アナウンスも嫌いになってしまう。瞳は今、この機内放送を真似して練習しているんですよ。

 着陸して、タキシングして、ゲートに入るとき、地上係のハンドラーの誘導が観たいんです。空母でもデッキクルーがやっている手信号のあれ。(曲がれ曲がれ、直進直進、停止。)という手信号。

 旅客機の場合。最後の停止がいい。ゆーくり、ゆーくり両手を上げていって、飛行機の停止線でピタリとクロス。これが観たいのよ。でも、アナウンスが入って、画面が止まってしまったの。ああ、残念。この旅の最後の楽しみだったのに。

 

 

 

 

 

 

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