宝石狂い・最近おかしい
おはようございます。瞳です。
さっそくですが、このところ、わたし完全におかしいです。宝石狂いなんです。
一昨日、大阪心斎橋大丸の宝飾店に行きました。いつものお店。例のサファイアのネックレスを見に行ったんですよ。まあ、ついでなんですが、いつも心斎橋に行ったときは見に行きます。
映画「ティファニーで朝食を」のオードリーヘップバーンじゃなくて、「大丸でブラックサンデーのおやつを」って感じ。
お店の方は多分、もうわたしのことお馴染みだと思います。(ああ、また来てるな。)
上から下までユニクロでナイキのケバいシューズ。(実は、隠れお金持ちの格好らしいです。)で、杖ついてるからすぐに覚えられる。
まあ、最近は、ブランドファッションに身を包み、かつブランド品とか身につけてる方は、もはややばい人たち御用達みたいなところもあるし。まあ、実際そういう人いたら、わたしなるべく近付かない、離れます。
さて、お目当てのサファイアのネックレス遠目にも見えました。この日は店先に展示されていて、これはいい。お店の中まで入っていく勇気は無い。
(あれ?いつものと少し違うか。)なんか、石が大きくなっていて、数も多い。
そして、値段が高くなっているような感じ。(ああ、円安だものね。3億になったか。)とか思ったんだけれど、何か違う、桁が増えた?。0の数、数えていくと3億円じゃなくて、さっさっさ・さんじゅうおくえん・・・30億円台。何度数えてもうん十億円。(ぎょ!え~!うっそ~!)
一体誰が買うのよ。ひろゆきさん5人連れてきても駄目だよ。(ひろゆきさんごめんなさい。)
上の写真みたいな大きなサファイアがずらりと一回り。各サファイアの周りをダイヤモンドがぎっしり。
サウジのオイルダラーでもちょっとね。まあサウジアラビアですけど、最近国家財政やばいらしいです。
でも、買う人いるんだな。日本でも、世の中広いな。
中国から直接買うの。最近わたし
わたしなんか、合成宝石しか買えない。まあ、合成の方が綺麗なんです。合成宝石というのは、いわゆる偽物とかではなくて、例えばルビーならルビー、サファイアならサファイアですから。
この両者は同じ宝石でコランダムといいまして、比較的、人工合成がしやすいんですよね。ベルヌーイ法などで、大きな塊ができます。だから、大玉とかも比較的安価です。
それだったら、例の水晶玉。ガラス玉を練り水晶と称して売るのなら、人工水晶で玉造ればいいじゃん、とか思いますが、水晶の人工合成は、比較的手間と時間がかかるようで、確か、3ヶ月で板状のものが高温高圧の製造釜で製造されます。玉のように、体積の太いものはまだ大変なんでしょうかね。
まあ、印鑑の材料は細いので多く生産されています。品質も悪くないです。
それで、中国のアリババで、合成宝石買うんですけど、これ、アマゾンとか楽天より安いので驚きました。しかも、製品の数も多くて、ここ数日は、合成宝石の製品次々眺めているんですけど、いつのまにか朝になっているくらい。
国内販売店が間に入ると、途端に流通コストで値段が倍近くになるみたいですね。
まあ、アリババでも、製造業者直接というわけでもないけれど、中間の流通コストがだいぶ低くなるみたいです。
品質なんですが、最初はやっぱり心配で、ルビーとかは、緑レーザー、偏光フィルターなどで厳重チェックしてました。今でもやってますが。カットモデルは偏光フィルターでのチェックが難しいのですが、まあ、一応本物みたいです。
ちなみにUVライトによるチェックは、紫外線による蛍光現象はルビー以外にも出ますので、絶対とは言えません。
ダイヤモンド
人工ダイヤモンドなんですが、シリコン基板の上に結晶を成長させる方法は、むかしからありまして、小学生の理科実験でも再現できます。ただし、とても小さい。粉末状のダイヤモンドです。
しかし、ごく最近、この蒸着法で大きな結晶を成長させる方法を、確かアメリカのベンチャー企業が成功させたようです。宝石クオリティーのもの。
ダイヤモンド自体は実はかなり大量に産出されます。ただ、宝石クオリティーをもつものは少なく、1/10程度らしくて、さらに大きな原石はなかなか出ないというだけのこと。
で、高価になるということなんですが、この宝石クオリティーのダイヤモンドを人工で合成することが可能になりました。
しかし、依然として高価なんですよ。おそらく、特許の問題ですね。まあ、天然よりはだいぶ安いです。
ダイヤモンドの代替宝石
で、ダイヤモンドの代替品としてキュービックジルコニア・CZと略称(二酸化ジルコニウム・ZrO 2・立方晶系結晶形)がよく利用されます。
人工ダイヤとか言われますが、全く別の独立した宝石です。ただし、ダイヤモンドに非常に似ているとされ、ダイヤモンドの代替品としてよく利用されます。(ダイヤって本来透明ながら、同じく透明のガラスとはまったく違って見えるものです。ブリリアンカットはダイヤモンドの特性に合わせて開発されたカット法で、正面からの光をほとんどすべて反射してしまいます。つまり、強く輝き、通常はプリズム効果でただ透き通って見えるものではないものです。)
キュービックジルコニアの鉱物特性:
『モース硬度8~8.5
屈折率2.15~2.18(ダイヤモンドの屈折率は2.42)
比重5.6~6.0g/㎤(ダイヤモンドの1.7倍)
分散(ファイヤー効果)0.058~0.066(ダイヤモンド0.044に勝る)
ブリリアンス(輝き)はやや劣る』
モース硬度と屈折率などがダイヤモンドより低いのですが、実は、ダイヤモンドより分散(ファイヤー効果)が優れていて、ダイヤモンドより強めに七色に輝きます。しかも、ダイヤモンドより透明度が高く、実はダイヤモンドより美しいとも言えます。
合成モアッサナイト Moissanite(炭化ケイ素・SiC)
これは、最近世に出てきた物で、炭化ケイ素という名前どおり、炭素を成分に持ちます。非常に固くて、ダイヤの次に固いともいえます。耐水ペーパーに塗布されている黒っぽい粉末がこれです。
合成モアッサナイトの鉱物特性:
『モース硬度9.25
屈折率2.65~2.69
比重3.218~3.22g/㎤(ダイヤモンド3.52 )
分散(ファイヤー効果)0.104(ダイヤモンドのほぼ2.5倍の値を示す)
ブリリアンス(輝きもダイヤモンドに勝る)』
この石、買いました。人工合成ダイヤモンドよりはるかに安価です。直径1.5cmもあります。つまり12カラットもあります。ダイヤモンドとほぼ比重が同じなので、天然ダイヤモンドだととんでもない大きさ、かつ値段だということです。というより、値段がつかないか。
屈折率はダイヤモンドをしのぎ、かつ分散(ファイヤー効果・七色の輝き)はキュービックジルコニアをもしのぎ、本家のダイヤモンドのそれをはるかにしのぐそうです。凄いです。でも、わたしが観ても違いはよく分かりません。ただどれもとても綺麗です。
キュービックジルコニア、合成モアッサナイトともに、どちらもレーザー光当てると凄いです。蛍光現象ではなくて、輝きまくります。
合成モアッサナイトとキュービックジルコニアを比べて見ても、実際、違いは分かりません。どちらも美しい。キュービックジルコニアは合成モアッサナイトの倍の大きさだけれど、この合成モアッサナイトかなり大きいです。大きさでも引けをとりません。
両者、輝きはともに、本家のダイヤモンドをしのぐといわれています。もっと言えば、ダイヤモンドは硬度と希少性以外はこれらのなかで特に一番というわけでもないのでしょう。このキュービックジルコニアと合成モアッサナイトはダイヤモンドの代替品とか偽ダイヤモンドとかいうものではないということですね。
まあ、わたしのような一般人で貧乏人でも、高価なルビー、サファイア、ダイヤモンドを持つことが出来るということは、何か凄いことですよ。これ。
まあ、他愛ない話でしたが、ただ、今、気になることで悩んでいます。
キュービックジルコニアなんですが、経年により黄変するという記述が2件ありまして、宝石関係のウェブなんですが、詳しいことは書いて無くて、これ、気になって調べているんです。この2日。
キュービックジルコニアは結晶構造です。常温、常圧下では安定しているはずです。紫外線や、強い薬品などに晒されない限り化学変化などは起こらないはずです。放射性は当然無いし。
調べまくっても、「キュービックジルコニアは経年黄変する。」などという記述は見つかりません。もし、黄変するなら、わたしの持っている3つのキュービックジルコニアは樹脂のように黄変するのかしら。そんなの嫌だ。まあ、比較的安価な石だけれど、ダイヤモンドより美しいのが取り柄なのに。
おそらく、経年により、黄変するという記述に関しては、宝飾品として身につけて、長期間紫外線に晒された場合に起きる現象だと推測しておりますが、もし、本当のところご存じの方おられたら、コンタクトミーで教えて下さい。