A Midnight Dream 最終話
こんにちわ。ブログみぃごろーです。だいぶ間が空きましたが、「A Midnight Dream」( 最終話)です。
これまでのお話。みぃごろーとチュータローはある夜、F14トムキャットに乗って、奈良県天理市にある異次元空間の不可知空間に飛び立ちました。
チュータロー:「隊長殿。海でありまっちゅ。」
みぃごろー:「奈良盆地は古代、内海だったのだじょ。」
チュータロー:「おお、そうなのでっちゅか。」
みぃごろー:「もうすぐ陸地や街並みが見えてくるじょ。」
チュータロー:「隊長殿!大変でありまっちゅ。」
みぃごろー:「何事だじょ。」
チュータロー:「東京タワーが破壊されているのでありまっちゅ。」
みぃごろー:「おお!あれはガメラだじょ!」
花子:「誰がガメラだ!みぃごろー!」
みぃごろー:「おお!どうしてみぃの名前を知っているのだじょ?」
花子:「わたしは花子だ!」
みぃごろー:「何と!花子ねえさんなのか、だじょ!」
花子:「そうだよ。あんたたちの先輩。」
チュータロー:「何と!伝説の花子ねえさんなのでっちゅか!」
花子:「そうだ!わたしはあんたたちのおにいさんと、20年間一緒に生きた。花子だ!」
みぃごろー:「そういえば、写真を見たことがあるじょ。」
チュータロー:「自分も、お写真を見たことがあるのでありまっちゅ。」
みぃごろー:「会うのは初めてだじょ。」チュータロー:「初めてでありまっちゅ。」
花子:「そりゃそうだよ。あんたらが生まれる前に死んじゃったからね。」
みぃごろー:「そうだじょ。みぃは、おにいちゃんが大学生のときに拾われたのだじょ。おにいちゃんは、みぃを見て、(お前、花子にそっくりだ。)、とよく言っていたのだじょ。」
花子:「全然似てないのにね。・・・おにいさん、寂しかったんだろう。」
みぃごろー:「みぃも今は寂しいのだじょ。だから、こうしてこの世界に飛んでくるのだじょ。」
花子:「もう大丈夫だよ。私たちは、もうすぐ、またおにいさんに会える。」
みぃごろー:「それは、本当かだじょ。」
花子:「ああ、多分。・・・もう帰りな。現実世界に朝が来るよ。」
関西空港管制塔:「GrummanグーマンF14エフフォーティーン、Runway 6R, cleared to land」
みぃごろー:「みぃだじょ。らんうぇい6Rくりあーどとうらんど。だじょ。」
エンジン停止。キ~~~~ン~~~~・・・・・・。シーン。
おしまい。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。