逆に危ない!飛び出し坊や
こんにちわ。ブログみぃごろーです。昨日、悲惨な事件がありました。このところ、子どもが犠牲になる事故や事件が相次いでいます。まったく現代社会は何が起こるか分かりません。犠牲になられた方々のご冥福を祈ります。これらのような事件や事故は予測困難な場合が多く、まったく油断がなりません。子どもたちを守るのは、普段の注意を怠らないということにつきます。
なかでも子どもが犠牲になる交通事故の場合、その原因、危険要素は様々です。一見見落としてしまうようなものがけっこうあります。そのなかでも意外に危険なものとして、このブログでも以前の記事で、危険な看板類を取り上げました。そのなかでも特に危険なものとして「飛び出し坊や」を取り上げています。これらは、その設定意図とは逆に、危険を誘発していると注意喚起いたしました。
この写真のように、手作りの看板を不適切に設置した場合。設置位置が不適切なためドライバーやライダーの視野を奪ってしまっています。このため、横断中の子どもがいても、車が相当接近するまでドライバーが気がつかないという危険が生じます。そしてそのドライバーが高齢者であったなら、ブレーキとアクセルを踏み間違えるなどのアクシデントが生じる危険性があります。
この写真の場所は、小学校近くの通学路であり、通学時は子どもたちが多く横断します。近隣の読者の方ならすぐにここがどこか分かると思います。以前の記事を書いた後、すぐにこの看板は向きが変えられ、安全対策がなされました。
しかし、先日この付近を通過すると、何と、看板の向きが元に戻されていたので大変驚いたのです。
おそらく、先の保育園児が巻き込まれる事故などをきっかけに、誰かが安全対策として元に戻そうとか言い出したのだと思います。教育委員会や行政は、一般的に地元の声には逆らいません。安全のためだ、とくればなおさらのこと。
しかしですね。前の記事にも書きましたとおり、この看板は逆に危険な状況を作り出しているのです。どうして、看板の向きを変えた人がいるということを考えないのでしょうか。
私の学校勤務時代でも、PTAなど必ず声の大きい人の意見が通ります。学校はPTAには逆らえません。この辺り、地元の声というのはある種暴力であり、本末転倒の結果を招きます。
地元の声を反映した、心のこもった手作り看板を設置する、というのはいいことなのですが、看板類の設置は本来素人がやるべきことではありません。この種の看板は、堅牢なつくりで高い位置にしっかり設置しなくてはなりません。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。