ピンロック曇り止めの効果はgood!
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
前回苦労してヘルメットシールドの内側に取り付けた曇り止めシート、ピンロックの効果ですが、使用した感じはまあまあでした。
気温は0℃前後の厳しい状況で検証できました。およそ1時間の連続使用でも、信号停止でたちまちシールドが真っ白とかいう事態は皆無で、それどころかシールド締め切りで普通に呼吸しても曇りませんでした。なかなかの効果です。
もちろんマウスシャッターは締め切りです。それでも意地悪信号で数分間停止させられても全く曇りません。これは素晴らしい。いつも信号停止の度にいちいちシールドを開け閉めさせられていたので、これはけっこう感動ものです。
信号停止でシールドをそのまま閉めていると、シールドに曇り止め対策をしなかった場合は信号停止の度に視界は真っ白。走り出すまでなす術なし。
とにかく、曇ったシールドに風を当てて曇りが晴れるまで超危険状態といえます。信号停止中にグローブをとって手でシールドの内側を拭うとかは実際とても無理。
こういった状況はとても危険です、走り出して数秒間、視界が効かないというのは絶対にさけなくてはならない状況です。
こうした場合ですね。発進する前にシールドを全開にして下さい。いちいちです。
この信号のある交差点などは、たとえ青信号でも何が出てくるか分からない危険地帯です。特に信号が変わった直後というのは横から何が来るか分かりません。
みなさんよくご存知の対策としては、前の記事でも書きましたが、食器用洗剤を一滴弱シールドの内側全面に塗布し、乾いたティッシュで入念に乾拭きします。
いくら拭いても拭きムラというか洗剤の跡が残りますが、拭く方向を横(水平)に綺麗に揃えます。これで、夜間のギラギラがある程度平行に揃うので視界は良好です。この方法、まだご存知でない方は絶対に行って下さい。
綺麗なレンズフレアが出る
さて、我々ライダーの冬の頼もしい味方、曇り止めシートピンロックなのですが、問題点もあります。
夜間走行時、街灯やその他の灯りが反射してシールド全面に綺麗なレンズフレアが出てしまうのです。このレンズフレアというのは、たとえば太陽などを写した映像で六角形とか八角形の模様が連続して現れる現象がありますが、それをイメージしていただくと分かりやすいと思います。
これは結構気になります。幻想的で綺麗な世界ではありますが、視界の邪魔に違いはありません。
特に、道路の両サイドにLED照明が連続して続いている場合などはライトの列が薄く3重にもなってしまってちょっと危ないのではとか思いました。
これに関していえば、シールドの曇り対策としてはもしかしたら、台所用洗剤の塗布の方がいいのかもしれません。
たとえば、モトGPで恒例の第1戦、カダールの夜間コースでこれを装着したならば、まずまともには走れないことでしょう。
まあ、 カダールで寒いとかはないのでしょうが、もしかしてウェットコンディションだったりするとモトGPライダー達はこのピンロックの装着を躊躇するかもしれません。
まあそれでも、このピンロックという曇り止めシート。マウスシャッターを締め切りでいられるというのは捨てがたい魅力ではありました。
今日もこのブログをご覧下さり、ありがとうございました。