瀕死の猫。車の方はブレーキを!
こんにちわ。みぃごろーです。
昨夜はまたも車にはねられた猫に遭遇しました。
土曜の夜はDQNの天国です。まったく。何とかならないのでしょうかね。
DQN車が猫をはねるのか、団塊のジジババの軽なのか、おばはんの軽なのか、おっさんの車なのか分かりません。
しかし、昨夜はこれらの車が全部犯人に思えてきました。
奈良斑鳩の里の道、安堵町というところです。安堵という名前とはうらはらということになってしまいました。
深夜の帰り道、対向車線に猫が倒れているのを視野に捉えて(あ~、またか。)と遺体回収のためにUターンして引き返しました。
バイクを止めて近づいてみると、何と息があるのですよ。頭の付近から大量の出血があり、脳髄らしきものもありましたのでてっきり死んでいると思っていたので驚きました。
道路のど真ん中ですから、この道ダンプも通りますので急いで移動させなくてはなりません。
いつもの遺体回収用のポリ袋をシート状にして、猫の下に入れて痛がらないようにそおっと何とか道路わきの歩道へ持っていきました。
頭部の損傷があるようで、おそらく助からないというのはすぐに分かります。
しかし、咳き込むように息をしています。
どうしたものか、何とかならないものか。と途方にくれます。すぐ傍に消防署がありまして、救急隊員もいらっしゃるのですが、まさか猫を助けてくれとはたのめませんし、また観てもらったところで助からないでしょう。
これは本当に辛いのです。仔猫から成猫になりかけくらいでしょうか。猫を飼っておられる方ならご存知でしょうが、手足がかわいいくて、思わず持ってみたくなります。背中を撫でようとしてはっと瀕死の状態だったと思いとどまりました。きっと痛いはずです。
搬送用のリュックに入れて連れて帰り、朝になるのを待って病院に連れていくべきかどうか迷います。
こういった場合、助かるとみたなら、リュックに入れて連れて帰ることはあらかじめ決めています。
怪我をした猫の移動はリュックがいいのです。生地が通気のよい大きめのリュックにいれて、胸側に抱えるようにして、振動やGをかけないようにそおっと運ぶのです。
しかし結局、迷いましたが苦しめるだけだと判断しました。道路から歩道までの移動ですら、おそらく相当に痛かったと思います。
そっと静かにしておくしかないようです。
ドライバーの方々、ブレーキの練習をしてください。
我々二輪は猫が飛び出してきても停止できます。
どうして、二輪より制動能力のある車が止まれないのでしょうか。それは運転技能が下手なのです。ブレーキが下手なのです。
ABSが動作するくらい、おもいっきりブレーキをかけてください。そのためのABSです。
このブログをお読みくださった方。ありがとうございました。