AIの実際・『わたしはトムキャット』制作裏話

成海瞳の鬱(うつ)日記

 わたしはトムキャットシリーズで、最近、AI画像を採用しているのですが、タイトルの画像もそうなんですけど、散々フォトショップで修正しまくりました。別のAI画像例をお示しします。

一応、ヘルメット以外までは修正しました。階級章とかです。

 元画像のAIが作成したままの画像をお見せしますと、次の通り。

違いがお分かりになるでしょうか。

 google AIのjeminiのナノバナナという最新有料バージョンを使用しての結果です。

 これでも、何回も作成指示をやり直した結果なんですよ。

 それでも、間違いというか。・・・唖然。

 まず、イーグルがおかしい。一見ロシア、旧ソ連のミグ25かと思ってしまいました。細部、フォルムとか何かおかしい。大体、日の丸マークも無いし、機種のあんな場所にF15Jなんて表記はあり得ない。

 そして、胸のエンブレムやワッペン類、襟の階級章が出鱈目。これ、実は、正確な航空自衛隊の階級章(二等空尉のもの)、左胸マーク(航空自衛隊のもの)の精密画像を何度入力しても、修正しないで何度もとんでもないもの出してくる。何度修正指示をだしてもこの有様。肩の旭日旗なんて海上自衛隊でもやらないよ。右胸の部隊エンブレムは、差しさわりがあるので、架空のものでいいんだけれど、なんだかこれじゃ、航空自衛隊の将官かいな、って派手派手。ヘルメットのバイザーもおかしい。これは、フォトショップでも時間がかかるので直してません。まあ、あの外バイザー外したらこんな感じかな、という言い訳。

 でね、結局、フォトショップで修正しなきゃいけなくなる。

 『わたしはトムキャット・やすらぎを求めて4「帰還」』の画像も、何度も修正しています。最後の喫茶店は今時点でまだですが。おいおいやっていきます。

 結局・フォトショップが無いと無理。

 AI画像生成は、生成画像の内容修正を繰り返す度に、画質が劣化していき、かつ画像内容やディテールなども、勝手に変わってしまう。

 これ大問題。F14Dの画像生成には、無料版で散々な目にあいましたから、これでもか、というほどの資料、正確な形状図面まで添付して、まあ、何とかそれなりにはできたんですけど、それでもディテールに間違いがあります。

 さらに、瞳が乗っているF14D VF-31トムキャッターズのキャラクター・爆弾かかえた猫ちゃんのマークがですね。最初はまあ再現されていたんですよ。でも、AI画像生成修正を繰り返すうちに、形が段々変わってしまって、最後にはわけのわからない黒い幾何学模様になってしまって。結局「これ何!」って有様。

 で、フォトショップで、直しました。

 八尾駐屯地の建物にあるロゴも、何度かAI画像での他の要素を修正命令を繰り返していたら、いつのまにか判読不明の文字列に劣化していまして、これまたフォトショップで修正しました。

 AIまだまだだね

 これね、YouTubeによくあるアクセス稼ぎのショート動画、「日本は素晴らしい」シリーズなんかでよくあるトンチンカンな日本の風景、日本人の顔つきとか、あれは酷いね。

 本当に日本人作ってるのかね。ってくらい内容も無いし。馬鹿が作ってるんだろうな。

 なんで、日本料理の高級料理が寿司なの。日本人のわたしとかでも寿司はどうもだめだし、外人が寿司食べて、「素晴らしい!日本の寿司は本物だ!」とか、言うわけないでしょ。アメリカ人とか、基本的に魚、特に生魚は駄目なんですよ。そんなの知らないの。寿司が日本の代表料理ってのも、お里が知れるね。あの動画作っているのが日本人だとしても。

 話それましたが、今のAIに、プログラム作成とか丸投げしたら、バグで大変なことになりそうだし、取引先へのプレゼンテーション作成させたら、数値が出鱈目とかで大変!の段階ね。人間のチェックがまだまだ必要だわ。これ実感。

 ああ、そういえば、どっかのカラーペンか何かのメーカーさん、自社商品の広告画像でやっちゃいましたね。

 ところで、『わたしはトムキャット』の5があるんですけど、なんで八尾空港にとっくに退役したはずのアメリカ海軍のF14Dがやってきたのか、また今回なんで瞳姉妹が増加燃料タンクをつけて帰ってきたのか、なんで、アメリカ海軍のF14Dを日本の航空自衛隊隊員の瞳たちが乗っているのかが明らかになります。

 AI画像作成って、手作業のフォトショップの3倍以上時間がかかるので。少し待ってくださいね。

 『わたしはトムキャット・やすらぎを求めて4「帰還」』の画像観てみて、だいぶ直しました。まあ、実写の映像に見えるくらいにはなりました。

 

 

 

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