学歴詐称と政治

 こんばんは。成海瞳の鬱(うつ)日記です。

 学歴詐称と、移民問題で、妖怪化してしまっているおばさんが今大変なんですけど、・・・

 政治家が、外国の大学で、何か学歴を粉飾というと語弊がありますけど、「ああ、外国の大学って、何か凄いひとみたい。」的なイメージづくり、学歴ロンダリングって、政治家に多いですね。

 外国の大学で、留学経験あり、で当選して議員になって、どうも本当は卒業はしていないらしい、というスキャンダルはむかしからあったような。確かにありましたね。

 で、急いで飛行機乗って、「確認してまいります。」とか何とか言って、どうせ、卒業していないのは自覚しているくせに、苦し紛れの「あたふた」演技というのは、一つのパターンですね。

 しかし、権力というのは、本当に人を狂わせるんでしょうね。

 例のおばさん。聞くところによると、大昔、朝の番組で、政治評論家の故・竹村健一氏のアシスタントをしていて、才媛ぶりが際立っていたらしいんですけど、変われば変わるもんです。

 故・坂本龍一さんが、『明治神宮の森を守ってくれ。』と、命をかけた要望、というより、懇願を完全無視。

 今度は、エジプトからの移民誘致疑惑。ついには全国的にデモが起こってしまいました。

 オールドメディアはデモは完全無視だけれど、この騒ぎじゃ、高齢者も異変に感づくだろうし、完全にこの人終わりだな。年貢の納め時だわ。

 自民党、公明党と一緒に消えて下さい。

 伊藤市長の場合

 この人の場合、図書館等、箱もの建設を阻止するとか実績があるのに、惜しい。学歴詐称で職を失うなんて。まあ、地方の土建関係とかの利権やらの裏の勢力に、報復やられたんでしょうけど。

 脇が甘いな。やっぱり地方の議員だな。偽の卒業証書もどきで誤魔化すなんて・・・どうかね。

 せっかく、地方ながら利権阻止の実績をつくったのに、こういったところ、やっぱりおばさんだな。全く。

 地方の市議会やら町会議員とかなら、学歴詐称なんて日常茶飯事だと思いますよ。

 わたしの町でも、町議でこういうのがいました。

 その町議とわたしの父が、近隣トラブルや自治会内の役職上でのもめごとがありまして(例によって、あの政治宗教団体がらみ。)、で、わたし、その町議の尻尾を握っていたわけです。

 町議レベルのオッサンなんて、隙だらけ。当時小娘のわたしが調べて、すぐに見つけることが出来たスキャンダルですからね。

 その町議は、『大阪・関西大学・法学部・修了』と経歴で選挙に出ました。

 学部で、修了というのは、おかしい表現です。学部は本来『卒業』、と表記しなくてはなりません。

 つまり、その町議は関西大学の法学部の聴講を受けた、というだけの話で、あたかも、関西大学の法学部を卒業したかのような誤解を招く表記だったわけです。

 公職選挙法違反、ギリギリですかね。まあ、地方の議員なんてこんなもんです。

 東大・学歴の幻想・科挙(かきょ・古代中国で隋(587年)に始まる制度)

 衆議院、自民党議員の多くは、東大法学部卒です。

 東大だから優秀、頭がいいなんて思ってはいけませんよ。

 学歴なんて、上級階級だから行けるわけです。財力、社会的身分できまります。

 これ、裏口入学という意味ではないですよ。

 一応、ちゃんと入試を合格しているわけですけど、上流階級はルートが整備されています。

 ひと昔前までは、地方の高校の優秀な生徒も多かったらしいですが、今はほとんど家柄、財力で決まります。(家庭の経済力、親の学歴が一番大きな要因なのは、学説・調査・研究で立証されています。)

 大昔は『四合五落』(しごうごらく)なんて言いまして、4時間睡眠で勉強するものは合格し、5時間睡眠するものは落ちる。という意味の格言もあったぐらいです。

 まあ、今ではこんなのまったくの死語です。東大受験というのは、確かに相当大変な勉強量になりますが、その一定量を勉強すればだれでも受かります。

 たかが、大学の学歴なんて、高校の学習内容をどれだけ暗記したか、数学の解法パターンをどれだけ暗記したか、だけの話ですから。

 わたしでも、東大の駿台青本「理科」、「文科」両方の過去入試問題を、空で解答してましたから。もちろん、難問は無理でしたけど、標準問題はけっこう解答できるので「へえ~、こんなもんか。」と思ったもんです。

 まあ、当然ながらこれが実際、入試を受けて合格するとなると、話は別で、ひたすら赤チャートなりでの勉強を延々やることになるわけですけど、センター試験でボーダーの当時93%以上の得点なんて、無理でしたから。まあ、地元の国立大学でいいや。ということです。特に私の場合、「いじめ」で散々の半生でしたから、国立大学行けただけでも本当に奇跡なので、満足してます。

 でも、これ、自慢しているわけではなくて、わたしの受けた当時の『大学入学資格検定』での、一発全科目合格者からは50人に一人は東大に行っているわけですから(当時)、まんざらホラでもないのですよ。『中卒・東大一直線』って有名な実話があります。

 で、言いたいのは、財務官僚、自民党議員なんて、大した頭じゃない。ということ。

 むしろ、例えば東大医学部より、阪大医学部や、全国の各公立大学医学部の方が信頼できる。とか思ってしまいます。これは実際体験がそうなので、東大医学部卒というのにはむしろ不安を感じます。なにせ、あのバカげた受験を通ってきた人たちですから。東大には、特に優秀なイメージというのは無くて、むしろ、頼りない感じ。個人的には。

 まあ、何が言いたいかというと、今の政治というのは、中央の国会、官僚から地方の田舎議員まで、中国の科挙(かきょ・超エリート主義の馬鹿な官僚システム)そのままだな。ということ。全く古代国家なんですよ。

 

 

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