瞳の鬱(うつ)日記

瞳の鬱(うつ)日記

 こんにちわ。瞳です。ワイヤレスヘッドホンを買ってきました。イヤマフ型のタイプを探しました。耳に入れるタイプはやはり蒸れるのでイヤマフ型にしようと思っていました。

 なんで防音目的なのに音楽ヘッドホンなのかというと、ヘッドホンで音楽を鳴らすとほぼ完ぺきな防音効果が得られるのです。嫌な、不快な、おぞましい特定の騒音をほぼ完全にカットできるのです。

 この世で、防音ほど厄介で難しい課題はありません。例えば防音室。6畳間当たり300万円もかけて防音を施したとしても、完全に騒音が遮断できるわけではなくて、いくらかは聞こえてしまうんです。

 耳栓にしても、防音効果の高い密閉型でも騒音は聞こえてしまいます。

 おぞましい音が。聞きたくない音が。どうしても聞こえてしまうのです。これは鬱(うつ)で聴覚過敏のわたしには耐えがたい苦痛なんです。わたしを苦しめている悪人たちのおぞましい音が、少しでも聞こえてしまうと、もう心臓がドキドキして締め付けられるように苦しくなります。少しでも聞こえてしまうと、あのおぞましい悪人たちが想起されてしまい、本当に恐ろしくなって、苦しくてたまりません。

 だから、なんとか完全におぞましい音から逃れたかったんです。

音楽で騒音を消す・マスキング効果 

 ホワイトノイズというものがあります。例えば滝の音。あのザーという音はほとんどすべての音波周波数域をカバーしていて、滝の音を大きめの音で流し続けることで騒音を消すという方法があります。

 わたし、台所の流しで頭を洗うときにこれを使います。ラジカセで選局をわざとはずしてザーというノイズを流しておくのです。頭を洗うときは耳栓ができないし、当然ヘッドホンもつけられないまったく無防備な状況になります。しかし、このまったく無防備な時に狙われるんですよ。わたしが流しでお湯を流すと、その気配で犬をけしかけていきなり吠えさせるんです。こういった嫌がらせをこれまで散々されてきました。教師時代、冬の出勤前。朝の寒い時間の裸での洗髪時に、この嫌がらせをされて死ぬ思いをしました。びっくりして本当に心臓が止まるかと思いました。

 しかし、このホワイトノイズも騒音を完全に消すには相当ボリュームを上げなくてはなりません。一日中鳴らしておくわけにもいかないのです。使用は短い時間に限られます。

 だから普段は耳栓で防音をやっているのですが、やはりおぞましい騒音は聞こえてしまうので、家にいるときは本当に恐ろしくて苦しくて耐えられません。しかし高性能な密着型の耳栓は、耳の中が蒸れて、かぶれて痛くて大変です。

 で音楽ヘッドホンを買いにいきました。 

 イヤマフ型の耳栓もあるらしいのですが、わたし、特別支援の障害児担当をしたときがあり、イヤマフタイプは耳栓効果としての防音効果の方はもひとつだな、という印象を持っていました。空母のデッキクルーがつけているタイプがありますが、ああいった本格的なものでないと効果は期待できないと思います。空母のフライトデッキという場所は、世界で最も危険な場所だといわれています。空母ではこのイヤープロテクターが無かった場合、あまりの騒音でショック死することもあると聞いたことがあります。このイヤープロテクター、空母の乗組員・デッキクルーの間ではミッキーマウスとか呼ばれていて、無線が内蔵されており防音効果は完璧なものです。

 ですが当然こういった本格的なものの入手は困難です。

 しかし、イヤマフ型のヘッドホンで音楽を鳴らした場合、マスキング効果でおぞましい騒音が消せるんですね。

 わたしは寝室で避難しているときには、ずうっと大きなイヤマフ型のヘッドホンで音楽聞いたりYouTubeを観たりして、おぞましい、かつ恐ろしい騒音を完全に遮断しています。ただしこれはワイヤ式で、寝室の外では使えません。だから、ワイヤレスでスマホから音楽の流せるタイプを探してきました。

 大黒摩季さんの歌声に守られて

 最近のワイヤレスヘッドホンは便利。Bluetoothですぐに使用可能。音もまあまあ。

 バッテリーも大体4時間は持つのでよかったです。(酷使するけど、お願い、何とかこの家にいる間は壊れないで、わたしを守って。)

 昨晩、EPOさんのアルバムを聴いているときにDQNアウディのDQNジジイが帰ってきました。やばかったです。ボリュームを最大近くにして何とかやり過ごしました。

 こういった場合、何といっても一番頼りになるのは大黒摩季さんです。大黒摩季さんの歌声は無敵です。犬の吠え声にも負けない。さすが。やばい時間帯には大黒摩季さんの歌声を聴いておこう。

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