学校の非常識・超高温での授業!
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
このところ、記事が少ないのですが、小学校教師をしていまして学期末で少々忙しい毎日です。
もう数日で夏休みだというのに、まだ授業があるんです。信じられません。教室は高温地獄です。それにもまして、屋外の運動場など、まるで金星とまではいかなくても、完全に熱帯地方か砂漠地帯の暑さです。
愛知県豊田の小学校で、小学校1年生の児童が熱中症で死亡してしまいました。この炎天下、屋外での活動の後、倒れたそうです。
私の地方でも、この数日体温を越えた気温が続いています。この中で屋外での体育などが行われています。
観ていてまったく子供たちが可愛そうです。
このところの地震や大雨で授業時数が不足していて、それでも帳尻合わせのため授業を強行するわけです。
これが、いわば現政権の教育改革の実態です。
また温暖化による気温上昇のみならず、紫外線量が増えている状態での紫外線過剰被曝の問題をもっと考えるべきだと思います。子どもの頃の紫外線被曝は生涯にわたって予測不能のダメージを残します。紫外線はDNAを確実に深刻に傷つけます。これは大人になってから徐々に影響が出てくるといわれています。
このことは、ずうっと前の記事でも書いているのですが、なにせ、教育界というのは、文部科学省の看板の横に「スポーツ庁」などという看板が掲げられているように、体育系が異常な権力を持っています。
年寄り連中というのは、とにかく日光は体に良い。こどもは太陽の下で元気に活動するものだという固定観念があります。
夏の甲子園は、その典型。なんで、京セラドームでやらないんでしょうかね。甲子園でなくてはならないからです。
スポーツ関係者のジジイはとにかく粘着質気質です。
この前の日大アメフト事件もその典型。
甲子園の強豪チームの練習。昔は水が一切飲めませんでした。だから、水洗便所の便器の水を飲んだという話。あれ、経験者によると本当の話だったそうです。この十数年でようやくスポーツ中の給水は生理学的に正しいという認識ができました。
私がかつて勤務した小学校の野球部の試合で、子どもたちがスポーツ飲料を飲んでいるのをみたジジイが「あれは、見苦しい。やめさせなさい。」と学校に文句を入れてきたことがあり、校長はその指示に従いました。
まったく、オリンピックムードを盛り上げさせたい政府関係者や、因習的なスポーツ界というのは何とかしなくてはなりません。
真っ黒に日焼けした子どもたちを見るたび、私は痛ましい思いにかられ、かつ重大な不安を感じるのです。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。