理科の解剖実習で刺身を食べさせた教師!
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
一昨日にひきつづき、学校の常識は世間の非常識シリーズの記事をひとつ。
タイトルの意味なんですが、みなさん小学校の理科でフナなどの解剖実習を経験された方も多いと思います。
最近はやらないのですが、前回の記事で書いた教務主任のジジイが理科担当でこの解剖実習授業をやりました。
はっきり言ってこの教師、もう認知症か脳梗塞寸前じゃないのといつも思っていたのですが、本人も自覚があるのか脳ドッグに行ってきたそうです。結果は問題なしと喜んでいましたが、どうみてもやることが異常で馬鹿。
解剖実習にサバを使う
最近どこの学校でももうやらない解剖実習なんですが、子どもの嫌がることを敢えてさせるのが昭和のこのジジイ教師です。
これから書くことは実話です。
この教務主任兼理科担当のジジイは、解剖の授業に一工夫加えようと考えました。解剖する魚をフナではなくて食用のサバにしたのです。さらに、驚くべきことに実習の最後に刺身にして子どもに食べさせました。
学校というところは、基本、給食担当部署が唯一の子どもの口に入るものの扱いが許されるところです。つまり、給食室は衛生的に厳重に管理隔離され、ほぼ滅菌状態のなかで調理が行われているものなのです。
例外として家庭科などでの調理実習がありますが、これも衛生面では相当に注意がはらわれます。
理科室での実験で、たまに砂糖やらゼリーなどを扱う場合がありますが、子どもがふざけて口に入れたりは絶対にしないようきつく注意し、かつ教師は監視します。実験器具などに毒性のある薬品が残留している危険があるからです。
それにも関わらず、この教務主任兼理科担当のジジイは魚屋からサバを購入してきて、壊れて冷えない冷蔵庫で保管し、解剖実習を行いました。
食用魚の寄生虫
さて、この場合、何が問題かというと、サバは足が速い(痛みやすい)というより、寄生虫アニサキスの危険性です。
サバに限らず、実はこの寄生虫は多くの食用魚にいます。通常は魚の内蔵部分にいるのですが、サバなど傷みやすい魚は寄生虫がどんどん筋肉組織の方へ移動していきます。
そして、解剖というからには、内蔵はアラとして捨てないで散々メスやら解剖はさみでかき回しているわけです。
おそらく、細い糸くずのような寄生虫は魚の内部で拡散されてしまったことでしょう。
そして、最後にわさび醤油で楽しくみんなで食べたという身の毛もよだつ話でした。
この授業が行われた年は、私はまだこの学校には赴任しておらず、赴任後、このジジイから自慢気にこの話を聞かされました。
魚がジジイの記憶違いでサバではなかったのか、或いは運が良かったのかは知りませんが、幸い子どもに寄生虫の中毒症状は出なかったようです。
今日も、このブログをご覧くださりありがとうございました。