天皇陛下御在位記念日に半旗を揚げた校長!

こんにちわ。ブログみぃごろーです。

ただいま全国的にゴールデンウィークということで、どこもかしこも混んでいて出かける気も起こりません。

夜もDQNがいっぱいで鬱陶しいこと限りなしです。私のCBRはただいま車検中なので丁度いいわけです。わざわざこんな危険な期間中に、ツーリングなどに出かけるものではありませんよ。

ところで、祝日というと昔は国旗を玄関に掲げたわけですが、最近はバスがつけているくらいでしょうか。それを見て、ああ今日は祝日なんだな、と分かるのです。

そこで、今日のタイトル、当ブログの学校の常識は世間の非常識シリーズで、この国旗に関する信じられない実話を読者の皆様にお話しようと思います。

 

ある小学校にて

天皇陛下は来年4月にご退位されるのですが、陛下のご多忙を極めるご公務にはまったく恐縮というほかありません。お体をお大事にしていただきたいものです。

さてだいぶ前、平成21年だったと思います。天皇陛下御在位20周年記念日がありました。

その頃、私は大坂のとある小学校に勤務しておりました。組合が強い学校で、組合側と管理職側とが常に対立しておりました。つまり、どちらかというと問題のある学校です。この場合、子どもが荒れているとかというものではなく、問題のある教員が学校運営に支障をもたらしているという状況でした。

一般の読者の皆様も、学校の式典で国歌斉唱で起立しない教員やらとかの揉め事はよくお聞きになると思います。

この学校も、国歌や国旗掲揚に関しては何かと揉めておりました。

さて、その天皇陛下御在位20周年記念日の日なんですが、教育委員会では当然国旗を掲揚するよう各校に指導をしておりました。

ところが、当日の職員朝礼。さっそく組合員のひとりが国旗掲揚に文句を言い出しました。朝の8時半の仕事の始まりです。子どもは教室で朝読書をしています。

この問題、私は聞いていなかったのですが、どうやら前々から国旗を揚げる揚げないで揉めていたらしく、解決することなく当日を迎えたようです。

 

この学校の名物教務主任のジジイがいるのですが、これは管理職側の人間です。このジジイに関してはいろいろ問題がありましてこれはまたの機会に書きたいと思います。そのジジイと組合員の教員がやりあいを始めました。

朝朝礼で時間も15分しかありません。子どもは教室で待っています。どんどん時間が過ぎていきます。朝の会の時間にも食い込み始めました。このままでは、授業の開始も危うい状況です。

そのとき、校長が言いました。「今、そんなことここで決めるのはあかんのとちゃうか。」

これだけ聞くと、成るほど、さすがは校長とお思いになると思いますが、この校長、教務主任のジジイのいいなりの、もひとつどうかなという人なんです。私は、この校長には何度か大声で暴言を吐かれました。

 

絶句・唖然の校長指示

今決めるのはあかんといいながらも、管理職としては今朝、国旗を掲揚しなくてはならないわけです。

で、この校長の「つるの一声」ならぬ、「驚愕の提案指示」。

「ほんだらやな(それだったら)、両方の意向を取り入れて旗(国旗)揚げるのを、半分にしたらどうや。(高さを)」

 

私は最初から、こんな話どうでもよかったので終始黙って双方のこのやり取りを見ていたのですが、その瞬間、驚愕唖然・呆然。

びっくりして、職員室内を観まわします。これが意外と皆さん分かっていないというか気がついていない。

しかし組合側の教員はもしかしたら、気がついていて、内心ほくそ笑んでいたかもしれません。

 

要はですね、半旗の意味分かってるの。校長さん。ということなんです。

この指示、驚くべきことに誰も意義を唱えず、注意もせずすんなり通りまして、この天皇陛下御在位20周年記念日、終日この小学校では半旗を掲げていたという恐るべき出来事があったという話なんです。

きょうもこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

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