PCXの燃費のトリック!
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
先日、PCX(2代目)のIRCのOEMタイヤをダンロップに交換いたしました。それについて詳しくは過去記事に書いています。
さて、その過去記事でも触れたとおり、このOEM標準装着タイヤの性能上の問題は、燃費スペックの向上を図ったものではないかという推測を検証してみました。
時期的にこの5月の短い期間内での燃費比較データがとれました。
OEM標準装着タイヤ異常性
このOEM標準装着タイヤのグリップ力不足その他の異常ともいえる特性は、トレッド剛性の異常な固さからきているといえます。
それは、トレッド剛性を固くすることによって、路面の転がり抵抗を減らす効果を狙ったものです。
実際、オーナーズマニュアルによる指定空気圧では、この5月に入ってからは57km/L台の燃費を維持していました。
私が、この空気圧指定はおかしいということで、1名乗車用にフロント1.75kgf/cm2、リヤ2.0kgf/cm2に変更してからは、燃費は56km/L台に落ち、57km/L台に回復することはありませんでした。
さらに、タイヤをダンロップ・ランスクートに変更してからは、同じ時期・気候にも関わらず、常に51km/L台で52km/L台を越えることはありません。
やはりこれらの検証結果から、ホンダの開発陣はタイヤのトレッド剛性を高めることによって、燃費数値の向上を狙ったことはほぼ間違いないといえます。
これは、実に情けないというか残念なことだと言わざるを得ません。
このIRC・OEM標準装着タイヤのウェット路面のグリップ性能ときたら、まったく危険なレベルで我々ベテランですらヒヤリとすることしきりでした。ドライ路面でのモトGPさながらのホイールスピンにいたっては呆れてものが言えません。
おそらくビギナーの方など転倒された方も多いのではないでしょうか。
これは企業倫理の問題といえます。
自動車企業の不祥事
この自動車業界というのは、燃費性能スペックというのはマスコミのテレビ視聴率のようなものなのでしょうか。
記憶に新しいVWに不正ソフトを載せた車によるインチキ。はたまた国内でも三菱自動車の燃費不正事件など現代技術は退化してしまったのでしょうか。
そのうえ、あのホンダ技研がこのようなせせこいことをしているなんて、まったく情けない。
きょうも、このブログをご覧くださり、ありがとうございました。