PCXのOEMタイヤの問題点2

こんにちわ。ブログみぃごろーです。

このところ、書いているPCXのOEMタイヤの件なのですが、問題の原因のひとつと思われるものが分かりました。

ひとつは前の記事で書いたように、タイヤのトレッド剛性が高すぎる事。また、それにより燃費向上の効果をねらった可能性があることなのですが、ふと、もっと簡単なことを見落としていることに気がつきました。

 

空気圧設定

空気圧のチェック・確認・設定の重要性は度々このブログでも書いていますが、その多くは空気圧を下げることには慎重なものだと思います。

「テストライダーという仕事」の管理人さんによれば、(最近のラジアルタイヤは空気圧による形状安定への依存性が高い)、ということからそういうものなのだろうと、当ブログでもタイヤの空気圧を下げる事へは慎重なのですが、下げてはいけないということでは当然ありません。

α14の空気圧の記事へのアクセスが大変多いのですが、私は前後共0.3kgf/cm2づつ下げています。この設定でしっくりくるようになりました。

問題なのは、チェックをしないで何ヶ月も乗り続けて空気圧が1kgf/cm2以下になっていたなどということは、絶対にダメだということです。

 

さて、見落としていたこととはPCXオーナーマニュアルのその空気圧指定です。

このマニュアルによれば、PCXは(前2.0kgf/cm2・後2.25kgf/cm2)とあります。この数値、どこかで見たような気がしていたのですが、ふと思い出しました。通常というか、以前のバイクマニュアルならば(2名乗車時)という文言が付記されていたはずです。

大体が、2名乗車の空気圧指定がこの(前2.0kgf/cm2・後2.25kgf/cm2)という車種が多いわけです。

忘れていたのですが、PCXは原付2種なので基本が2名乗車となるわけで、マニュアルの指定空気圧というのは2名乗車を指していると解釈されます。

なぜか、最近多くのホンダ車のマニュアルにはこの(2名乗車時)という注釈が無くなっているのですが、これはタイヤの特性なのだろうとCBR1000RRでは思っていました。ラジアルタイヤというのはそういうものだろう、と思っていたのです。

しかし、PCXのOEMタイヤというのはバイアスタイヤです。

1名乗車時に(前2.0kgf/cm2・後2.25kgf/cm2)というのはどうみても空気圧が高すぎます。

そのことに気がつきました。

それで、以前のリードだったと思いますが、そのマニュアルや、ヤマハRZ350RやホンダNSR250Rなどのマニュアルの記憶をたどると、大体1名乗車時のタイヤ空気圧指定は(前1.75kgf/cm2・後2.0kgf/cm2)になります。

で、昨日、早速PCXのOEMタイヤの空気圧をこの設定にしてみました。この設定で、タイヤがホイールリムから外れたり、路面のギャップでホイールにダメージが生じるようなことはまずありません。

 

結果

結果はやはり、というものでした。

まず走り出しから落ち着いていて、以前のようにリヤステアを強く感じさせるような過敏なところは収まりました。さらに、まるでサーキットコースの路面上を走っているかのようなゴロゴロした感触も無くなりました。

現行のPCXは、基本のジオメトリー、ホイールベース、キャスター、トレール等は旧型と同じなので、強いリヤステアはやはりおかしいものだったのでしょう。

当然グリップ感もよくなりました。

アヴェレージ燃費表示ですが、精度のほうは分かりませんがやはりこのところ、57km/L台を維持していたのが56km/L台に落ちました。これは昨日が少し気温が低めだったせいもあるかもしれません。

 

さて、良い子は真似してはいけない限界特性のチェック。

ドライ路面のみですが、左ブレーキレバーのみの操作で強制スライド。PCXは前後繋がっていますから前後共に滑ります。

浅いバンク角で実験しました。前後タイヤがスライドしても以前のような急なスリップは起こりませんでした。結構粘る感じでこれはまあ合格。

次に、フロントのロック実験。

数日前の夜、自転車に驚いてフロントの急なロックを経験しました。当然余裕で停止したのですが、物凄いスリップ音がして、これはやばいと感じたわけです。というかこのタイヤはやばいというべきのもです。

後続車がいないことを十分に確認して何度かフロント超ハードブレーキ。

だんだん強くしていきます。すると、ペイント上で派手にロックしました。大きなスリップ音がします。バイクは直立させていますが左へ流れます。これは、ブレーキキャリパーが左フロントフォークにあるために、左フロントフォークがよれるためだと思われます。

やはり、フロントは少々グリップに難があります。感覚(まだ大丈夫感)よりも早めにロックします。コーナーリング中だと危険です。マルケスのように転倒するでしょう。

でも、ストリート用にしてはこんなものかもしれません。

ウェットは実験する気にはなりません。大体こんなものだろうと思います。

 

結論

ブログみぃごろーはダンロップに交換することにしました。

PCXのOEMタイヤの問題点は、空気圧を適性に調整することで、ある程度緩和することができることは分かりました。

しかし、このタイヤに乗ってこれから何千キロも走るのはリスクがあると判断します。

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

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