敵とは何なのか
こんにちわ。みぃごろーです。
今日はバイクに乗っていてふと思ったことを書きます。
以前の記事で交通トラブルに関して書いたことがあります。
最近YoutubeでもDQN車の煽りやら暴力沙汰が大変多くアップされています。
社会が荒んでいるのでしょう。
私も月に1,2度はこういったトラブルに遭遇します。
敵が出現する瞬間
たとえばバイクで走っていて、或いは車でもそうですが他の車がなんらかの威嚇行為・攻撃行為と取れるような行動をしかけてきたとき、我々はその対象者(車)を敵性hostile(形容詞)と認識します。
その対象は、プリウス、ハイエース、トラック、DQN車などの具体的な形をとって存在している状態になります。
言い換えれば、我々はプリウス、ハイエース、トラック、DQN車という敵と対峙することになります。そこに相手の人格は存在しません。我々はただ嫌悪すべき醜い箱をそこに見出すのみです。
あるときたとえばそれらの嫌悪すべき醜い箱がぐいぐい後方より接近してきたとします。
何か異常に接近しようとしているようです。車間距離がほとんどありません。さらにさかんにパッシングをしています。おまけにクラクションも鳴らし始めました。
これは、明らかな挑発行為であり、さらには危険な煽りによる攻撃行為であると判断されます。
さて、こんなとき、あなたならどうするでしょう。
(模範解答)
左によって先に行かせる。
(よくない対応・やってはいけない対応)
その場の道路上に停止して、相手のドライバーをどうにかしようとする。
こんなのは当たり前じゃない、(模範解答)を選択すると思われるでしょうが、現実にそのような状況に遭遇すると意外にも赤文字の方を選択してしまいたい欲求が誰にでも生じてしまいます。
アドレナリンの作用が大きいと思われます。バイクなり車なりに乗っている状態というのは常にある種の緊張状態におかれているわけです。
戦闘機に乗って、敵と遭遇する可能性のある空域を飛んでいるようなものです。
敵が消滅する瞬間
現代社会は荒んでいます。実際には交通トラブルは頻発することになります。
さて、例示した状況において、敵性の強い相手、すなわち煽りを入れてきたプリウス、ハイエース、トラック、DQN車などの敵がその場から突然消える状況がありうる、といったらどう思われるでしょう。
実は、実際にありうるのです。ちょっと考えてみてください。
答えはこの下。
答え
相手の車が事故って川に落ちる、とかではなくて、
「ねえ~。荷物落ちましたよ~。これあなたのでしょ。」
でした。
実際にあった話。
この瞬間、相手は醜い箱から心を持った人間に急変し、敵は物理的に消滅するのです。
何が言いたいのか。
つまりですね、私自身、今現在多くの敵を持っていて戦争状態にあるのです。
これは、何も私が人格障害というのではなくて、現代社会においては誰しもが多かれ少なかれ敵を持ち、その相手に心労を負わされているのです。
でもですね、敵というものは実は存在自体が極めて曖昧なものであって、時として消滅することもあるのだということなのです。
今日は哲学的なコラムでした。お読みくださりありがとうございました。