寒さ対策本番・電熱パンツはどうかな
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
このところ、天候が不順でかつ急に寒くなりました。
先日などは、夜間の帰り道あまりの寒さに凍えてしまいました。もう完全に冬本番の装備で出なくはなりません。
そこで毎年思うのですが、去年の極寒時はどうしていたのだろうと思い出そうとするのですが、効果はもひとつだったなと思います。
氷点下の朝の出勤時は難行苦行でいかんともし難いものであったことを思い出すのです。
とにかく、基本は空気の層を作ること。市販のバイク用防寒ジャケット程度では無理。
Tシャツを2枚重ね着して、その上にフリーズ。さらにその上にジャージの上着。さらにその上にダウンジャケット。そして最後に雨合羽で風止め。
下半身は、南海の防寒パンツにこれまた風止めの雨合羽のズボン。
手は、グリップヒーターにコミネのハンドルカバー。
熱源はグリップヒーターと体温のみ。これをいかに失わないようにするのかが防寒対策の基本。
この装備が最大の防寒対策だったと思います。これ以上は極寒地帯用の本格的なものしかないのでしょう。北極探検隊みたいなの。
したがってこの身近な寄せ集めの重装備で、なんとか氷点下の中を1時間弱走りまして、職場に着いたらこれらの厚着を脱ぐのが一苦労。雨合羽はバイクにくくりつけて、ダウンジャケットや防寒パンツはロッカーで着替える。ほんと大変。
その上、これだけ厚着をしても凍えているものだから暑いポットのお湯を飲んで体を温めます。
これを毎日やっているわけで冬は本当に大変。
今年は考えた
来年の3学期、急遽大学から教育現場へ教師として出向くことになりました。
果たして体がもつか心配です。11月の今でも最大重装備で凍えてしまいます。氷点下ではどうなることやら。
で、考えました。
熱源を得よう。
電熱線入りのウェアは無いものか。と考えまして、いろいろ調べました。
この電熱線のウェアというのは、原型が古くてかのゼロ戦パイロットに試作品が支給されたそうです。
南方の基地、ラバウルなどは地上は猛烈に蒸し暑いのですが、高度20,000フィート(およそ6000m)以上では猛烈に寒いのです。
かの大空のサムライ、坂井さんの著書に書いてありました。最初は具合がよかったそうです。でも急に具合が変になり感電状態で緊急着陸する羽目になってひどい目にあったそうです。
今の現代、そんなことは無かろうとお思いになられるでしょうが、ずっと前に乗っていたホンダリードのグリップヒーターはチクチクとときどき電気が漏れていました。そういうわけでなんだか、こういう電熱線には不安もあります。
さて、電熱パンツ。あることはありました。しかも意外に安い。
ただし問題は電源をどうしているのか、ということ。
スクーターのバッテリーは弱いです。グリップヒーターで悲鳴をあげます。信号停止ごとにいちいちスイッチを切らないとたちまち警告ランプが点滅します。
独立電源のタイプは無いだろうか、と探しますと、あることはある。
しかし、メイドインチャイナ。大丈夫だろうか。こんなとき、そこそこ役にはたつコミネの製品は全部バッテリーから電源を取っているタイプ。
うーん迷います。スクーターにはまず無理。
最大65℃にはなるそうです。それで2時間程度は持つとのこと。宣伝が確かなら。
迷いましたが、ダメもとでオーダーしました。
これを、コミネの防寒パンツの下に履いたなら、かなり暖かいかもしれない。
バイクに乗る方ならご存知のように、足の太腿は本当に冷える。太い血管が走っているのでここから熱を体に供給できたならもしかしたらかなりの効果が期待できるかも。
結果はまたご報告いたします。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。