公募展に絶対入選する方法の2

瞳の独り言

2021-8-8 追記:この記事最近なぜかアクセスがありますので、追記いたします。

 昨年までコロナ惨禍のなか、各美術団体展や公募展が中止に追い込まれました。しかし、今年、各有力団体は公募展を再開する方向のようです。多分その影響で、最近この記事にもアクセスがくるのでしょう。

 公募展に入選したい方

 何度も書きましたが、著名美術団体の公募展に入選したいのなら、その団体の先生に習うといいです。あっさり入選できます。このことをあっさり言います。最近はどこも人がいません。人が集まりません。

 なかでも大人しい団体、というと語弊がありますが描写系の画風の団体ならデッサンがしっかりしていること、これができていればまあ大丈夫。ただしこのデッサンですが、人物は誤魔化しがききませんから人物はさけること。これが無難です。

 わたしが会員をしている団体で困ったことをひとつ。この団体、描写系で腕達者がたくさんおられます。が、しかし。各先生方の絵画教室の生徒さんが出してこられる作品。これが困る。

 絵画教室というのは、カルチャーセンターの絵画教室みたいな感じです。仕事をリタイヤされた方の趣味の作品。

 自分の生徒さんが可愛いのはどの先生方も同じなのだけれど、人物は誤魔化しがききませんから、はっきりいってよくない。しかし、応募作品が少なく、実質出せば全員入選状態のうえ、賞までついてしまう。

 こんなの展示したら、全体のレベルがさがるでしょうが、と怒りたくなるのですが、人がいません。集まりません。会の維持のため致し方ないのです。

 芸大・美術系大学出身のレベルには、趣味で晩年始めた方はどうしてもかないません。アトリエという美術誌をご覧ください。石こうデッサンの制作デモ作品が載っています。最低限であれくらい描けないと勝負にはなりません。

絵肌・(マチェール)

 絵肌とかマチェールとかいう言葉があります。なにかというと、絵の肌という意味そのままです。玄人の作品はこれがあります。できています。

 上記の描写系団体に対して、在野系団体とよばれる団体があります。行動美術・二紀会・国画会・独立美術が4強です。この4団体では今でも落選者が結構出ます。出品者も芸大・美術系大学の出身者が大半だと思われます。

 この団体に入選したい方は、やはり基本はこの団体の先生に習う事。これはかなり有効というかはっきりいって必須条件です。

 わたしみたいに一匹狼がときどき挑戦して入選していますが、当然それなりの技量をみなさんお持ちです。

 さてですね、この4強なりその他有名有力な在野系団体に入選したい方への奥の手。

 言います。他の人には内緒。

 それは、・・・・・・

 絵肌・(マチェール)をつくること。

 それも、何も具体的なものは描かない。壁。それだけ。

 古い寺院の土壁や、寺院でなくても古い建物の壁などそのまま再現するつもりで描く。パネルにジェッソという下地を塗ってから、左官になったつもりでコテでひたすら塗ったり削ったり、アクリル絵の具を塗って、また削ったり、何も考えずに画面を創っていく。

 そしたらね。そしたらね。あら不思議。

 それらしい作品になるのです。

 またこの辺り書きます。

旧記事:こんにちわ。ブログみぃごろーです。

(18.5.30追記:この記事関連最近アクセスがあるので、特効薬というか掟破りの禁じ手方法をお教えします。

応募なさろうと目指している公募展の、審査委員の先生の絵画教室に行きます。本当はこの手の内容をご期待なさってアクセセスされる方も多いと思いますが、確かにこれは即効で効果はあります。でも、記事で敢えて書かないのは不毛の行為といえるもので絵が伸びません。

私の会に、仕事をリタイヤしてから来られる方もおられますが、本気で絵を勉強なさって相当なレベルになられる方も多いです。

私としては、そういった実のあるやり方をお勧めしたいわけです。

本当につまらない作品が、奈良県展などの結構難関に入選していたりしますが、こういった場合は掟破りの禁じ手方法による情実があります。このブログの読者の方には、本気でいい絵を描いていただきたいわけです。)

以前の記事「公募展に絶対入選する方法」に季節柄、ちょくちょくアクセスがあるのでまたその辺りの事情書いてみたいと思います。

今現在、全国の美術団体総数は200~300あると推定されます。

年々高齢化社会の進行と若者の参加数減少でその数は年々減少しているとのことです。

しかしながら、東京六本木国立新美術館で全国展を開催できる規模をもつトップ10の団体というのがありまして、これらは「美術家年鑑」などをご覧になると作家の所属団体として名前が出てくる団体です。

これらの団体というのは、10年から20年程前までだと入選するだけでも結構大変で、いつぞや在野系美術団体の強豪「二紀会」に高校生が入選したというだけで新聞記事になりました。

しかし、最近はこれらの団体ですら今では、極論作品を出品すれは入選します。

ただし、よほどひどいのはやはり落選というのはあります。が、一定レベルに達していればまず通ります。

歴史があり格がある団体ですら、人が集まらず内情は苦しいというのが現在の状況です。

有名な美術団体に出品してみる

で、前回は絶対入選するには、入選するまで何度も出品すればよい。

と書きました。しかし、これはある程度の実力がある人向けのアドバイス、提案でした。

一般の方が絵画教室やカルチャーセンターからこつこつ絵を制作してこられた場合などは、セミプロのテクニックはちょっと無理なところがあります。

こうした場合ですね。「~会」とかいった有名な美術団体の一般公募に出されるとあっさり入選したりします。

今秋はもうほとんどの団体が搬入を締め切っていますので、来年お試しください。

ただし、注意点としては猛烈にお金がかかります。作品集やダイレクトメールの買取を要求されます。運送料など込みで総額で5万円を簡単に超えるものだと思ってください。概算で入選すると10万円かかります。

また、しきりに入会を誘われます。なにやら、いかがわしい勧誘のような感じをもたれるかもしれません。

しかし、「美術家年鑑」の最初の方に載っている大きな有名な団体なら、芸術院会員とかの所属する団体で一般社団法人なのである程度信用しても大丈夫だとおもいます。

仕事をリタイヤした方とか、ちょっとした本物の芸術家の身分が正式に得られます。これ意外にいいかもしれません。生きがいになります。

実力派の若手は挑戦せよ

若手の方、また若くなくても挑戦したい方は、団体でない実力主義のコンクール公募に応募しましょう。

倍率とか難関が多いので落ちて当たり前。何度も挑戦しましょう。

私事ですが、今年トップ10の大きな美術団体の会員の身分を頂戴いたしまして、入選審査というものを始めて体験いたしました。

今までと違って、入選落選を審査する側になったわけです。

で、分かったこと。

審査は意外に公正。

よく出来た作品はよく分かる。

応募された作品を無記名で題名だけを知らされて見せられるのですが、力のある存在感のある作品は一目で分かります。

画風がどうかとか言う前に、しっかり描かれた作品というのは存在感が違います。審査する側は自然に客観的に見ることが出来ます。

自分の好みとかは関係ありません。

これは、アトリエや自宅で自分で描きながらだとなかなか分かりません。

どうしたら、力のある存在感のある作品が描けるか

これが、おそらく検索で来られた方が知りたいことでしょう。

審査員の前に係員が作品を並べたとき、存在感がある作品は「構成」がしっかりできています。

この「構成」ができていると強い作品になります。

奇抜な内容、色彩やマチェールでインパクトをねらってもそれだけでは、存在感がありません。他の作品のひとつとして紛れ込んでしまいます。

この話、芸大、美大レベルの話になるのですが、ちょっとついでに書いておきます。

絵画というのは、「構成」・「形」(デッサン力)・「色調」という3要素によって成り立ちます。

これらが揃ってすぐれた作品になるのですが、とりわけ「構成」は大きな要素といえます。絵画の制作段階で最初に「構成」ができていないと後の工程でどんなに頑張っても、作品としては弱いものになります。

長くなるので、これ以上はまたの機会に詳しく書きたいと思います。

今日もこのブログにお越しくださり、ありがとうございました。

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