絵画の先生を経験する!
こんんちわ。ミーゴローです。
昨日、リファラースパムが来ました。
グーグルアナリティクスの「行動」サマリーに見慣れぬアドレスがトップ表示されており、調べますとリファラースパムでした。
そもそも何でグーグルアナリティクスの「行動」サマリーの表示欄に、他のサイトのアドレスが表示されるのかよく分かりません。
だから、気がついたわけですが。
リファラースパムて何
これは経験が無いので何かのマルウェアかなと思って調べました。
そうすると、これによってアクセス数が判断できないという不都合があるそうです。しかし、そのURL表示サイトに行かなければ特に何かあるとかはないとのことです。
つまり、このリファラースパムの目的もよく分かりません。ブログは初心者なのでこういったものの存在を初めて知りました。
こういった一度に20以上のアクセスがどかんときて直帰する現象は過去に何度かありました。
アドレスが表示されたのは初めてです。これは現在グーグルアナリティクスのフィルターを抜けてくるタイプだそうです。
初めて観たときは、丁度草刈さんの画像アップと偶然同じ日だったので、海外ファンだと思ったのですが、何度も来るとさすがに変です。
一度に大量アクセス以外にも、危なそうな国からのアクセスがあって何なんだろうと思っていました。
スパムだったのですね。本当に用心しなくてはなりません。
絵画の先生を経験する
さて、この日曜日おこがましくもに絵画教室の講師をさせていただきました。
この日は猛烈に暑くて大変なのに、教室においでになる方々の熱意には全く敬服いたします。
年齢的には全て年上の方々であり、この方々に何かを教えるなどとは全く恐縮でありました。
それでですね、まずは美術系大学、芸大系受験の学生たちに伝授する基本を提示させていただきました。
形の取り方などいわゆるデッサンのイロハです。
書店の美術書コーナーにいけば必ず目にする(別冊)「アトリエ・芸大・美大をめざす人へ」シリーズという雑誌があるのですが、そこに出ている石膏デッサンなどのデモ作品程度を目指すわけです。
このシリーズ大変長くてもう何十年になると思います。号数もかなりな数だと思います。
しかし実は、ここに出ている作品というのは決して完璧とうものではないのです。
当然、実際に著名大学に合格した方々の作品を掲載していますので一定のレベルではあります。
おそらく、日曜画家の人たちにはこれらのレベルの作品はやはり難しいのは事実です。
実際書店でぱらぱらめくって観たならば、どれも上手なので尻込みされる方も多いと思います。
当然、描いている人たちは、合格を目指して、年間最低150枚~300枚以上のデッサンを練習しているわけですから上手なのは当たり前なのです。
「積み上げた量が、自分の背丈と同じくらいのデッサンを描かなくてはだめだ。」、とかいわれていた時代もあります。
しかし、やはり基本というものがあるわけで、それを知らずして何枚描こうが得るものはありません。
基本の三要素
デッサンなど全般にいえる基本をまずご提示いたしました。
1.構成:画面上の要素の配置バランスのことです。
2.形:描こうとするモチーフ(対象)の正確な形の把握と描写です。
3.色調:モチーフ(対象)の色合いやトーンです。
この3つができているならば、絵画作品として完成された状態にあるといえます。
つまり、いわゆる上手な作品になっているわけです。逆にいえばこの3つでいいのです。
(別冊)「アトリエ・芸大・美大をめざす人へ」シリーズに掲載されている作品でも、この三要素ができていない作品も結構あるのです。
また、これが通常のカルチャースクールではなかなか教えてくれないところです。趣味にそこまでは必要ないというところだと思います。
小刻みに講師がその都度指摘する形になるのでしょうか。
形の取り方プロの方法
基本の「2.形の取り方」ですが、これが一般の方々には一番の壁になります。
しかし、日曜画家の方にデッサン力はそれほど要求されるものではありません。
前の記事にも書きましたが、デジカメで撮影した写真をプリントアウトしてカーボンなどで転写してしまえばいいのです。
これも一つの立派な技法であって、作品の出来上がりも結果としてすぐに出てくるのでメリットも大きいといえます。
しかし、芸大・美大生のようなデッサン力もあるに越した事はありません。
ので、今回その方法をご提示させていただきました。
それをごく簡単に言ってしまいます。
輪郭線は最後に決まる。
ということです。
分かりやすい例えを挙げます。
建物を描くとします。四角い窓のあるビルをイメージして下さい。
4階建てで、それぞれの階に窓が五つあります。窓はごく簡単にはめ込みの正方形とします。窓と窓の間は正方形一辺の半分とします。
この建物を描く場合、輪郭である建物の外枠を先に描いてしまったとすると、おそらく窓の数や形、窓の間の間隔が狂ってしまいます。
窓の形が縦長になったり、横長になってしまったり、間隔が狭くなったり、広くなりすぎたり、窓の数が多すぎたり、少なくなったりしてしまうのです。
だから、建物の輪郭線の決定は後回しにして窓などの輪郭の中の形を先にとっていくのです。
こうすると、建物の輪郭線は自動的に決定されることになり、かつ正確な形になるのです。
これはですね、例えばアニメのキャラの顔を描くときなどにも応用できます。顔の輪郭の中、たとえば目からあたりをとっていって、鼻や口の大きさや距離、目鼻口がつくる形(間の面積)などを意識していくと
どうしても似てくれなかったのが、似てくるようになります。
文章で書くのは難しいのですが、何かの機会に専門の先生に詳しく訊いてみて下さい。
今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。