猫のはなこの命日
おはようございます。ミーゴローです。
昨日の夕方、CBR1000RRでツーリングしてきました。
逆チェンジは本当に面白いです。最近、これの練習ばかりしていますがようやく慣れてきました。
ワインディングロードは土曜日でも夕方には空いています。4輪の走り屋がぼちぼち出始めてきましたがまだ数台です。
前にプリウスがいました。これは走り屋ではありません。燃費走行をしているようでスローペースです。
これをペースメーカーにしてのんびり走りました。
100m以上距離を置いて後ろを走ります。こうするとこちらがスーパースポーツでも相手を威圧しません。
モトGPのように伏せて6速までシフトアップしてみたり、コーナーアプローチのスタイルでシフトダウンしてみたりして遊んでいます。
もちろん、速度は前のプリウスと同じです。さすがに低速で6速まで上げるのは回転が落ちすぎますので下りのときにだけになります。
前のプリウス以外には誰もいません。
プリウスがカーブで視界から消えると、完全にグランプリレーサーの気分でウイニングランのポーズをやります。
片手を上げてそれらしくやってみます。丁度レース後のようなスローペースなので気分が出ます。
おお! これぞまさしく「コンマ1秒のエクスタシー」。
それにしてもさすがに、皮ツナギはもう暑い。
走っている限りはそれほどでもないのですが、帰ってきてバイクから降りると、うあー暑い。
しばらく団扇でぱたぱたしていました。
次回からは、早々とコミネマンになります。
ヘルメットだけが平さんです。
はなこの命日
きょうは、猫のはなこの命日です。
人生の半分以上を一緒に生きた伴侶です。
いまでも本当に辛いです。
当時は私はまだ大学生でした。ドイツ語の授業のある日でした。
8人くらいの少人数授業でしたのでアットホームな授業なのです。
ときどき教授やみんなが冗談を言い合い、笑いが出てくる授業なのですが、この日はさすがに辛かった。笑いがこわばる。
心がその場所に無い。何も考えられない。自分が人形になったような感じかな。
一人になると涙が止まらない。
大人数の大部屋授業のときなども涙が出てきて止まらない。
教官が不思議そうにちらちらこちらを観ているのが分かります。
しばらく一月くらいはずっとそうでした。
どうしても、はなこの遺体を手放せないのですよ。
当時はクローン技術などありませんでした。そこで誰もが考えるのが、残酷なようだけど剥製です。
私も例に漏れず、業者を見つけて依頼したのです。
でも、こういった業者は熊や鹿などの狩猟の獲物が専門なのです。
猫はできるかどうかわからないとのことでした。
結局、その業者さん、たいそう申し訳なさそうにできなかったということで冷凍の遺体が返ってきました。
ただ、まるで全部だめだったというわけでもなく、大学の骨格標本のように、骨と毛皮が防腐処理されて帰ってきたのです。
早速、透明の衣装ケースで毛布とともに寝床をつくりました。
だから、今でもほぼ、生前の姿と話ができるのです。これはまったくの天の救いでした。
にゃらまち猫まつり
今、奈良町で「にゃらまち猫まつり」をやっています。6月まるまる一月です。猫が好きな方はぜひお越し下さい。
昨日、夜に奈良町を通るとき、一瞬大きな黒猫が前を横切りました。まるでニホンザルのような大きさに見えました。
止まって、探すと塀の上にその猫が居ました。こちらを観ています。よく観ると何と小柄なかわいい美人の黒猫ちゃんです。
大猫に見えたのは錯覚でした。でも変な錯覚です。猫神なのでしょうか。
夜の奈良は本当にいろいろ出ます。
猫が恋しいとこちらが思っていれば出てきてくれます。わたしのはなこは白猫でした。はなこが私についてきたのでしょう。
猫神にははなこが見えるのでしょう。
黒猫ちゃんは飼い猫ですね。逃げません。
こちらが猫好きなのが分かるのでしょう。猫の方もこちらをみてかわいい表情で何か言っているようです。
猫は毛の模様を替えて飼い主のところに帰ってくるといいます。
はなこも衣装ケースの寝床から出たくなって、雉白のみぃごろーになって帰ってきました。
みぃごろーも今度は黒猫に毛の色を変えて帰ってくるのかな。
今日もこのブログをお読み下さり、ありがとうございました。