しょうがないじょ。ねこ
こんにちわ。ミーゴローです。
子どもが置き去りにされたとか。確実にいえることは重大なトラウマになることが予測されます。
よって、しつけではありません。虐待に他ならないと言えます。
陸上自衛隊に救出要請が出されました。北海道の山ですから全く妥当な判断です。遅くとも1日中には発見されるでしょう。無事でいることを願わずにはいられません。
しょうがないじょねこ
我々作家にとって、公募展での授賞はある意味目標でもあります。
しかし、私自身いろいろ賞をいただいてきましたが、これといってメリットがあるわけでもないのです。
変なものです。
おととい、作品を搬入して一息ついているところなのですが、こんなときいつも出てくる「しょうがないじょねこ」について書きます。
みぃごろー:「ご主人!あの絵がよく通ったものだじょ。」
私:「そうだな。」
みぃごろー:「賞が無いじょ。」
私:「・・・・・」
みぃごろー:「賞が無いじょ。」
私:「・・・それがどうした。」
みぃごろー:「しょうがないじょ。」
私:「・・・・・」
公募展もいろいろあるわけですが、自治体の主催する美術展というのは入選すること、いわゆる通ることだけでもけっこう大変なことがあります。
関西では、大阪市の主催する「全関西美術展」というのがありますが入選率30パーセント以下です。
昨年は26.6パーセントでした。これは作品数における入選率ですから、3人のうち1人しか通らないほどではないけれど半分以上は落選するということです。
とても、日曜画家が出せる状況ではありません。ほとんどが名前の聞いた事がある団体に所属した人たちいわゆるセミプロです。
これの入選通知はハガキで来ましてシールをはがすのですがこれをみるのは結構怖かったりするのです。
まあ、ハガキよりも先に新聞にも発表されますから、近所の意地悪ばあさんの態度である程度結果は分かるのですが。
いや、村社会です。まったく。
それはともかく、入選すれば恩の字でほんとにへなへなへなとなります。
とても賞まで欲は出せません。
それで、通ってどうなるの?というと、別に何も無いわけですね。
特にこの「全関西美術展」というのは入選状も出ません。
賞なのですが、賞をとっても特に何も人生が変わるというわけでもないようです。
前にあった「安井賞」というのは、芸術界における直木賞、芥川賞に相当し、これに入選すれば絵でいちおう飯が食えるというものでしたが例外的なものです。
作品を制作し、発表し続けることに意義があるのかな、とは思っています。
きょうもこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。