残業したい人たち

こんにちわ。ミーゴローです。

日経新聞電子版で興味深い記事をみつけました。

日本のサラリーマンの残業率に関しての記事です。

 

今現在でも日本のサラリーマンの残業率は非常に高く、前に記事で書いたように会社にいる時間は非常に長いのが特徴だということです。

これは、いわゆるブラック企業のような上からの圧力によるものではなくて、会社が定時退社を推進しようとしているにもかかわらず、社員本人がまるで帰りたがらないというのです。

原因としては基本的に本人が帰りたくない原因があるからなのだそうです。これは、会社が好きだから、というものではないらしく、ひとつにはいまだに経営層に勤務時間が長い=業務成績が良いという錯覚があるらしく、残業時間と出世率はほぼ男女共に一致するのだそうです。

この場合は出世という前向きな動機による行動なのですが、特に出世などには興味が無いという人たちにも残業時間の長い場合が多いといいます。

 

そういうひとたちのもう一つの原因は、家に帰りたくないというのがあるらしいのです。

家に居場所が無いわけですね。

 

確かに狭い日本の住宅事情では、子どもが大きくなるとお父さんの居場所はありません。

結果、水曜日などのノー残業デーなどの日はファミレスなどで夜は時間をつぶして帰宅するのだそうです。

ファミレスで午後9時まで時間をつぶして家に帰るなんて、私なら想像できない。

家に帰ってカラスの行水のように風呂に入って5時間少々寝ただけでまた朝早くから満員電車の生活なんてよく耐えられるものだとおもいます。

 

今私は介護中なのですが、私が勤め人のときなどは、午後5時になるやいなや脱兎のごとく職場を飛び出し家に帰って食事、入浴をすませテレビドラマをみて寝ましたね。

これは最低限の睡眠時間を確保するためです。

 

この睡眠時間を削るとろくなことがありません。いろいろ学説があって寝すぎはかえってよくないとかいいますが、私の持論では睡眠時間は長いほどいいです。

つまり、睡眠とはDNAの修復を行うのが目的なのです。

 

いろいろなサプリより、これがアンチエイジングに一番効きます。

 

現代人から会社を奪ったら、何も残らない。

さて、この会社しか居場所が無い人たちというのは、老後の計画を考えておくべきだと思います。

会社という存在が生活からなくなったら、人生には何も残らないわけですから。

 

 

 

無理にゲートボールや趣味をやれということはないですが、私の周囲には絵を始められて結構な腕前の人もおられます。

絵はいいと思います。

 

また、経済的なことも心配した方がいいと思います。

今の年金受給者はほぼ満額受け取っていますが、今の現役世代は苦しくなると予測しておくべきです。

 

現在金価格がプラチナ価格を上回っている状態が何年も続いているということをご存知の方は多いと思います。

この現象に注意するべきだと思います。

 

プラチナとは貴金属であるというよりは工業目的のコモディティ「商品」であるということです。

一方金とは誰の債務でもない価値の根源だという世界共通の認識があるわけです。

現在その金が嗜好されている背景は、アベノミクスの将来性やすべての経済的状況を端的に暗示しているのではないでしょうか。

 

退職金のほとんどを銀行の勧める投資信託で失ったり、資産価値の無い農地を買って理想の田舎暮らしを夢見たりするのは危険だとおもいます。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

このページの先頭へ