公募展!六本木・国立新美術館編・飛行機に乗ったよ!5月号
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
ここ数日、絵画公募関係の記事へのアクセスが多いのです。春の公募シーズンなんです。私は現在二つの団体に所属していて、年に春・秋2回私の作品が、東京六本木の国立新美術館に展示されることになります。別段、晴れの舞台だうれしいな、とかいうことは全くなくて、お金がかかって本当に大変。
このブログの記事で何度も書いていますが、現在多くの美術団体は人が減少しています。高齢化が主な原因なのですが、トップ10の団体でも極論、出せば入選状態です。いちどあの大きくてりっぱな美術館で、自分の絵を展示させてみたい方はどこでも有名な団体にトライなさるといいと思います。
二紀会など在野系強豪団体など、お高くとまって落選者を今でも100名近く出す団体もありますが、新人は減少の一途を辿っています。あの二科展などでも公表されている数字から推定すると、ほぼ全員入選だということになります。(入選作品の数は出品作品の3割程度でも、実際の出品者の出品数はひとり2~3枚なので、ほとんど全員入選。)
国立新美術館での観客入場者数ランキング
国立新美術館での観客入場者数なんですが、この二科展は、昨年度は東京六本木の国立新美術館での観客入場者数が日展についで2位です。日展は例のスキャンダルがあって若干クリーンになっている上に、特別な位置づけですから無視していいです。ちなみに3位は国画会です。この後4・5・6・7位と在野系の有力団体が続きます。
5位と7位の団体が今回私が出品している団体です。
尚、この団体の入場者数順位データは一般には調べても出てきません。内部の一部の人間のみが知っています。このブログをご覧になられている方にのみこっそり少しだけお教えしました。
さて、この春の公募では、私、損保ジャパン賞確実といわれていたのですが、結果はアウト。
だったんですが、何と、恐れ多くも高貴な「やんごとなきお方」にお褒めのお言葉を特別に頂戴したしまして、まったくもって恐縮・光栄の極み。開場式典のおり、賞の札が無いわたくしの作品の前でお立ち止まりになり、お言葉を下されたとのこと。わたくしはそのおり当然お傍に立ち会える身分でもないので人づての話ではありますが、これだけで、今年一番の快挙。当時宮様のお傍にいた理事たちは来年私に賞を渡さないわけにはいかないわけですね。
そんな光栄なことがあったとも知らず、その日午後から東京入りし、東宮御所のお傍にある明治記念館での懇親会パーティに出席すべく、堅苦しい格好で出かけたわけです。ちなみに、宮様はこのパーティにはご出席にはなりません。でも、東郷記念館館長によると、ときおり、東宮御所からお忍びで高貴なお方がおいでになることもあるそうなので、可能な限り、礼服に近いもの。最低限ダークスーツでなくてはなりません。
まあ、こういったことも、大きな会に属するから体験できることなのでしょう。興味のある方は、いい師匠について精進にお励みください。
自分の絵を客観的に観る機会
まあ、会場で自分の作品がどう見えるかというのは、本当に実際に見ないと分からない。で勉強のため一昨日から泊まりで行く予定だったのです。
で例によって出てくる「賞が無いじょネコ」。
賞が無いじょネコ・ネコと空の二人旅編
行きの飛行機
ミーゴロー:「おにいちゃん。伊丹空港がちょっと変わっているじょ。」
わたし:「ああ、オリンピックに合わせて、改修工事をしてるんだよ。」
ミーゴロー:「へー、そうなのかだじょ。で、きょうの飛行機は何だじょ。」
わたし:「ああ、ボーイング777の200だよ。」
ミーゴロー:「なんだじょ!いつものトムキャットじゃないのかだじょ。」
わたし、:「当たり前だろ。F14トムキャットは、お前が航路でマッハ2.4も出すから,航空運輸局から禁止命令が出てだめになったの。」
ミーゴロー:「そんなの、つまらないじょ。」
(マイクロソフト・フライトシミュレーターⅩアクセラレーション、(c)Northrop Grumman Corporation、F-14D for FSX:Acceleration by Dino Cattaneo)
機内にて
ミーゴロー:「おにいちゃん。混んでるじょ。」
わたし:「行楽シーズンだからな。」
CA:「皆様、当機はまもなく離陸いたします。シートベルトを今一度お確かめ下さい。小さなお子様と、ネコ様をお連れのお客様はしっかりとお抱きかかえ下さい。」
ミーゴロー:「おにいちゃん。離陸の加速が鈍いじょ。」
わたし:「重いんだろ。」
ミーゴロー:「ところで、おにいちゃん。・・・しょうがないじょ。」
わたし:「いきなり何だよ。何のことだよ?」
ミーゴロー:「分かっているくせに、だじょ。」
わたし:「だから何なの。」
ミーゴロー:「賞が無いじょ。」
わたし:「ああ、お前それ言うと思ってたよ。さっきからねらってたろ。」
旅もいい
ホテルなんですが、値段で適当に決めました。都内でも一万円弱のホテルです。半蔵門にあるんですが、意外によかったんです。
夜景が、というか部屋からの眺め。写真が暗くてすいません。右端が東京タワー。見えませんが国会議事堂があって、最高裁判所やら警察庁、警視庁。皇居のお堀。
こんな部屋がもし、自分のマンションで毎日この風景を見ながら暮らす身分だったら、とか想像しながらベッドに寝っころがっていました。
ジャーナリストの落合さんは、ホテルを自宅にしているそうですが、このホテル、一泊1万円だから一月30万円の家賃を払えば結構な身分ということになります。この立地でこれなら安い。
でもどうかなあ、そんなにいいものかね。都会の暮らしというのは。景色は4時間で飽きてきました。結構な身分ということは、仕事でほとんど朝から早出で夜は遅いわけです。現に霞ヶ関のキャリア連中はこの時間でも居残りなんでしょうか、ビルの明かりがいっぱいです。今、国会中ですから尚更なんでしょう。
私は朝8時半起きでのんびりしました。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。