猫は人の言葉を話す

こんにちわ。ミーゴローです。

ここのところCBRの話をしていません。体力的に厳しいのかもしれません。

走行距離があまりに少ないのでショップの店長からは600ccにしておけと言われました。私にCBRを乗りこなすのは無理というのは自覚しています。とても乗りこなせないのは百も承知。でもこの子は手放しません。

今出ているスーパースポーツで、CBR1000RRは一番の美人です。これは単色カラーバージョンの写真を観たなら良く分かるのです。CBR1000RRのデザイナーのセンスにはまったく脱帽です。

ツーリング用には別のバイクを現在探しています。

 

猫は人の言葉を話す

猫というのは、見た目以上にインテリジェンスクリ―チャー(知的生命体)だと思うことがあります。

玩具で一人遊びしていたり、テレビ画面に飛びついたりする行動は、どうみても知性的とよべる行動ではないのですが、実は人の言語のある程度は理解していて自我や感情もあり、飼い主を仲間として認識しているようです。

 

私も引きこもり状態のような辛い時期がありました。そんな時でも猫はお気楽に昼寝をしているわけですが。実は飼い主を素知らぬ顔で観察しているようなのです。

人間、引きこもり状態というのは、何をしようとしてもうまくいきません。堂々巡りに陥ります。そして、どうでもよいような事に異常な苦労をしてしまうことがあります。
その結果。ある種の強迫性障害状態を併発してしまうことがよくあります。

 

強迫性障害とは、たとえば普通ならなんでもない手洗いなど、いつまで洗っても汚れが取れないような気がして延々洗い続けるなどの行動です。
つまり、簡単なことがふつうにできなくなります。これは、その行為を行っている本人が不合理な行動であることを十分認識しているにも関わらず、どうしてもやめることができないのです。
この強迫性障害とよばれるものは、人口の約2.3%が人生のある時点で経験しているそうです。

身近な例でいうなら縁起の悪い数字を避けるとか、或いは確認恐怖といって戸締りを何回も繰り返すなど、通常でもよくみられる人間の行動なのですが、引きこもり状態などの強ストレス下においては行動が強く出てくる場合があります。

 

そしておそらく、そんな人間の苦悩を猫はちゃんと観ているのです。
あるとき、私がある作業をしている時。普通ならすぐに終わる簡単な作業なのですが、ちょっとしたことが気になり何度もやり直してやめられなくなりました。「これではだめだ、さあ、やり直さなくては。」
延々作業が終わらなくなりました。

そんなとき、ふと声がしたような気がしました。
「おにいちゃん。どうしてそんなにしんどいことするの。どうしてそんなに何度もやり直すの。」
「おにいちゃん。何度も何度もそんなにやり直してる。」

耳に聞こえたわけではありません。頭にはっきり言葉が浮かびました。浮かんだような気がしました。
その時はそれが何かは分かりませんでした。

 

あるとき、あれは猫のはなこが言ったのだということにきがつきました。
そういえば、私が苦悩しているときいつも猫のはなこがそばにいてくれたのです。

猫はお気楽に生きているようで、実は常に飼い主の心配をしているのだと思うようになりました。

 

猫の苦労は増すばかり

以前書いた、大学から連れ帰った猫ですが、ミーゴローという名前にしました。
連れてきた時はまるで仔猫のように小柄でがりがりに痩せていたのですが、治療の甲斐あって元気になりました。
メスなのですが、大学では一番威張っていてリーダーの猫でした。他の猫の群が来ると先陣に立って立ち向かう勇ましさでしたのでミーゴローという男の子の名前にしました。

私の親の家で飼うことになりましたが、たちまち同居の犬を子分にしてしまいました。大きなゴールデンレトリバーもミーゴローの一括でしゅんとしました。

 

そんなミーゴローなのですが、十何年かして私の母親の状態が悪化するにつれ、次第に元気が無くなりました。
テレビ画面に飛びついたり、玩具で遊んだりしなくなりました。いつも昼寝ばかりするようになり、やはり歳をとったのかななどと家族は言いました。
でも私には、猫が見えない病魔と闘っているのだということが分かりました。

猫は仲間をとても大事にします。飼い主をとても大事にします。

現在人生休憩中の人たちは、本当に猫を飼うことをお勧めします。

本当の人生のパートナーになってくれます。

 

今日もこのブログをお読みくださり、ありがとうございました。

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