あっ賞なの、ねこ
こんにちわ。ミーゴローです。
今日は、なぜか猛烈に暑かったです。湿気が多いのでまた南の海から低気圧が来る気配です。
10月になっているのに勘弁してよ。です。
さてこのシーズン、「芸術の秋」といいまして大手美術団体や自治体の公募展が目白押しです。
例によって、入選、落選悲喜こもごもです。例年の最難関「全関西美術展」は今年は所属する団体展と被ってしまい、今回私はパスです。搬入日が一昨日でしたから、すでに今日あたりは審査が終了しているはずです。
そうなんです。実際こんなにあっさり速く決まってしまっているものなのです。出品者たちは今頃さぞや落ち着かないことと思います。なにしろ、この「全関西美術展」は3人に2人は落選することになる恐怖の公募展なのです。幸運を祈ります。まあ、落選してもほとんどの応募者も落選しているので応募なさった方は気を落とさずにまたトライして下さい。
しょうがないじょネコ
この時期いつも出てくるしょうがないじょネコ(賞が無いじょ。ネコ)ですが、今年はあっしょ(あっそ)ネコです。
みぃごろー:「ご主人!この前の結果はどうだったかだじょ?」
私:「通って、賞をもらったよ。」
みぃごろー:「・・・・・・。」
私:「何か言う事無いの。」
みぃごろー:「あっ賞なの。あっしょ!」
私:「賞だぞ。すごいだろ。」
みぃごろー:「あっしょ。だじょ。」
みぃごろー:「だから、あっしょ。と言っているのだじょ。」
私:「・・・・・」
商品は何
賞の商品は大体が絵の具です。「全関西美術展」では上位3位までは賞金が出ますが普通は賞金というのは滅多にありません。
目録封筒に商品券などが入っている場合はいいのですが、現物を手渡されるとえらい目に逢います。かさばるうえに猛烈に重いのです。「これを担いで羽田から帰れっていうの。」です。
「何何会50年史」とかごつい本などのときもあります。これも有難迷惑で大変です。
要は賞金にしてくれれば一番ありがたいのですが、いろいろ事情があるのでしょう。
団体展はお金がかかる
最近は高齢化の為、応募数が減少しているようです。Aランクの大きい団体でも財政的に苦しいようで、案内用はがきを一定枚数入選者に買い取らせるとか、作品集を買い取らせるとか何かとお金を請求されます。これが新人の入選者とのトラブルになることもよく聞きます。
日展とは別系統の在野系といわれるリベラル系の有名団体でも、最近はまったく財政が大変なようです。
若くて無所属であっちこっちへ挑戦しているうちはいいのですが、世の中やはり「肩書き」が必要になってきます。そこでAランクの団体に所属することになるのですが、これがまた入会費とか年会費とかランクが高い程猛烈に高いので驚く事になります。
特に、大学などへ提出する業績書に書けるような団体だとまったく泣きたくなります。世の中何かとお金がかかるものなのですね。
趣味で絵を描く
そんなこともあり、趣味で絵を描く人には美術団体に入ることはお勧めできません。
まずは、絵画スクールなどから描き始めるのがいいと思います。
今日もこのブログをご覧くださり、ありがとうございました。