2週間ぶりの学校

瞳の鬱(うつ)日記

 こんばんわ。瞳です。昨日16日に、2週間ぶりに勤務校に行きました。私物の回収と、鍵とかの返還です。

 一昨日は、入試の採点やら大変なので、この日に来るように指示されていました。

 かなり、怖かったです。学校の怖い人に遭(あ)うのが。

 午後からこっそり校内に入ってから、教頭に来校を告げてから、誰にも会わないようにこっそり美術科控え室に向かいます。

 この学校の構造、つくりというのは、本当に意地悪なんですよ。いろいろあるんですが、これは人間が仕組んだのではなくて、以前の記事にも書いた、学校の魔物の仕業。

 これ、こういうの絶対にあります。本当に魔物がいるんですよ。学校には。

 例えば、忘れられない、美術部の大阪府高校文芸祭の失格とか(これはわたしの大失態・しかも回避、予測不能。こんなことってあるの?:過去記事参照)。この勤務中最大の失態でした。

 学校ってところは、生徒たち、子どもの努力を無にしてしまうこととか、本当に結構あります。

 ずうっと昔のアニメで「地獄先生ぬ~べ~」というのがあって、予告編だけちらりとと見かけたことがありました。(子どもの努力を無にする魔物)の話でした。そのとき、思ったのは、(あー、いるな。本当に確かにこういうの。学校ってところは。)予告編だけで、番組自体は観たこと無いけど、怪談とかじゃなくて、学校は、日常、本当に理不尽な偶然ってよく起こります。

 で、別の件では、わたしへの魔物の意地悪なんですが、わたしがここに赴任して、しかも手術直後のとき、エレベーターの工事が始まり、2ヶ月間もの間、5階まで階段で上り下りしなくてはならなくなってしまいました。(何なのこれ。よりによってこんな体のときに。出来すぎの間の悪さ。)

 この工事自体は、まったくの偶然で、工事自体は事前に前年度からの計画だったんですよ。

 わたしが杖をつき始めたきっかけ。杖無しで登れるわけがない。5階って本当に高い。

 で、さらにこのエレベーター。修理工事が終わっても、意地悪なやつ。

 4階までしか行けないんですよ。5階は道場になっていて、いちいち鍵を開けて靴を脱がなくては通過できない。だから、4階で降りて長い長い廊下を歩いて、5階へ通じる階段へ行かなくてはならないわけですが。そのうえ、この4階のエレベーターを降りたところに、例の問題学級の担任のいる担任部屋があるんですよ。

 問題学級の担任の顔なんか観たくも無いから、こっそり前を通り過ぎて部屋にたどり着く。

 なんなんでしょうかね。これ。絶対、本当に何か魔物がいるよ。

 片付けに手こずる

 2週間ぶりの美術室。病休が決まってから廊下の掲示物の片付けとか掃除とか不自由な体で一生懸命やったかいあって、なんとも殺風景というか、寂しいものだ。

 誰もいない。でも部屋に入ると、何かほっとします。相棒の私物がまだあったから。

 ああ、彼女もまだ取りに来ていないのか。

 

 予定というか、予測では、さっさと私物をカバンに入れて、個人情報、シュレッダーにかけて、鍵渡して終わりのはずだった。んだけれど。

 が、なんだかしらないけど、これがなかなか終わらない。魔物の仕業だな。まあ、いい霊もいて2学期、3学期、いろいろ助けてくれることもあった。学校ってそんなところなんですよ。

 でも今日はシュレッダーはすぐに満杯でエラー表示ばっかり。途中で袋交換して、地下一階の鍵付き特別室の廃棄物処理部屋まで持って行ったり。

 あっという間に3時間。荷物も重いこと。これは、今日一日じゃ無理だ。

 で、最低あと一回、行かなくてはならなくなりました。

 まあ、よくしてくれた先生方にもお礼とお別れを言わなくてはならないし、相棒にももう一度会いたいし。

 気になる卒業生

 がいまして、卒業したあと、3月の間に何か描きたいといっていたんです。許可ももらっているとのことです。わたし、3月いませんから、その子の担任の先生にそのこと伝えて、学校に来たら、美術室の鍵開けてあげてください。ってお願いしていたんだけれど。この3月は高校の入試やらいろいろあるから、校内に入れなかったのかな。来て制作していた気配が無い。なんとも残念です。可哀想なことです。

 

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