騒音トラブル・追記
こんばんわ。瞳です。一昨日の記事の追記です。
騒音トラブルには4段階のプロセスがある。とか書いたと思います。元記事がやっと見つかりましたので、以下に引用を示します。
(橋本典久教授 騒音問題総合研究所代表、八戸工業大学名誉教授)
「筆者はこれを4点セットと呼んでいますが、例えば、マンション騒音トラブルの場合には、①マンション管理組合(理事長)、②市役所、③警察、④弁護士です。戸建て住宅の場合には、①が自治会の会長などに変わりますが、②~④は同じです。この4点セットをこなした後で、それでも解決せずに筆者の研究所に電話またはメールしてこられるというのが通常のパターンです。」
(https://news.yahoo.co.jp/byline/hashimotonorihisa/20220404-00289830)より引用
*関連の他の記事も大変参考になります。
文章の途中の抜粋なんで、意味が分かりにくいですが、この場合はマンションの上階の足音騒音などのトラブルです。被害者は、①の段階から対応策をとっていくのですが、当然のことながら、到底解決には至らず、だんだんと強硬姿勢となっていき②,③、と経て、④の弁護士のところに相談するといったことになるわけです。
で、一般の方にはかなりのショックであろう「内容証明」(これは訴状ではなくて、単なる郵便で、それだけのことです。心理的圧力が狙いです。)が騒音発生者に郵送られ、さらに実際に訴訟に至る場合もけっこうあります。
コロナ禍による在宅勤務の増加で、こういった騒音トラブルは近年重大な社会問題となっています。なかでも集合住宅での騒音トラブルや、犬の騒音トラブルというのは特に多いケースらしいです。
犬の場合は、②に保健所などが加わります。この引用の記事を読んでいただくと分かるように、行政機関は基本、何もしないし、できません。
騒音トラブルは重大事件に発展する
騒音発生者が企業などの場合と違い、相手側、騒音発生源が一般人の場合、法的に取り締まるのは極めて難しいのです。けっこう有名な事件で、わたしの近くの奈良県・平群町で一昔前、「騒音おばさん」が傷害罪で有罪となり、刑事罰(実刑判決)を受けましたが、こういった刑事事件に至る例は極めて希です。
しかし、多くの場合、警察も含めて行政は何もしません。にもかかわらず、この騒音問題というのは、殺人事件などの重大事件に発展してしまう例がけっこう多いので驚きます。騒音問題・騒音トラブルというのは、早急に対策を立てなければならない重大な課題だということです。
騒音による苦痛は想像以上の苦しみ
わたしのブログでも度々書いているように、騒音の苦しみというものは、経験した方ならご理解いただけるように、本当に苦しみぬきます。
逃げ道がありません。家が安住の場所ではなくなるというのは地獄の苦しみです。この同じ家に、かつてネコの花子がいたころを思い出すと、涙が止まりません。花子が遊んだ爪の跡や、いたずらした跡が今でもあるのですが、「花子のいた日々、あれは夢だったのだろうか。」、とよく思います。花子がいたころと違って、今のこの家は恐怖の場所でしかありません。
駅や街中、その他の公共の場所などと違い、自分が安心して、落ち着くべき家が、騒音に苛まれるというのは地獄の苦しみです。逃げ場が無いんですよ。
だから、わたしが自〇したというのは、決して精神異常を起こしたわけではないのです。騒音の苦しみというものは、それほど人間を追い詰めるのです。
まして、わたしの被害状況の場合のように、騒音を発している側の人間に明確な悪意がある場合。苦しみは倍化します。
同じ、苦しみを受けている方。どうか、ツイッターでもブログでもいいから、わたしといっしょに声を上げていきましょう。