週間日曜日・わたしFACEは降りたよ。
こんばんわ。瞳です。なぜか、FACEの結果の記事にアクセスが多いんですが、わたし、あれは懲りました。
こういった、イベント的なもの。賞金が凄くて、あたかも未来の新人発掘みたいな体をとっていますが、実際なんかどうかな。
数人の審査員で、受賞作品と観ても大したことないし、いろいろなんか変だし。まあ、情実とかではないとは思いますが、実は、こういうパターン何度か観たことがあります。大学時代。
先輩の卒業生なんですが、大きなイベントの公募で一発当てたんですよ。それは、いいことなんですが、審査員が誰だったかな、ああ、そうだ横尾忠則さんとか著名な方がゲストの審査員がいるみたい公募展なの。
何という公募だったか、当時も今の知らないんですが、その先輩、審査の横尾さんの目に止まって何かの大賞受賞したんですが、後輩のわたしが観ても、あんまり腕前の方はよくない。
結局、一発屋でそれっきり、鳴かず飛ばずで消えました。
あと、二紀会の先輩で、これまた、何かのイベントの公募で一発当てたんですが、それっきりのパターンで消えました。
FACEの位置づけとか分からないんですが、今後どうなのかな。
今後、かつての安井賞みたいな権威の象徴は、時代的に終わりだろうし、今後も流行らないだろうし、小磯展もすぐに消えたし。
こういったのは、もう時代遅れなんだと思います。
銀座なんかの有名画廊とか、画商が向こうから接触してきて、とか、そんなの幻想ですよ。
自分で大金だして、個展して、数十人も来ればいい方で、自己満足です。
有名、著名な美術評論家とかがお忍びでやってきて、賞賛の記事をどこかに書いてくれるとか、馬鹿じゃないの、と思うんだけれど、意外に50代以上のいい歳した人でもそんな感じ。
そんなの現実世界じゃまあ、無いよ。そんな夢みたいなこと。結局、お金取られてそれっきり。
インチキの雑誌掲載話と同じ。(これ、けっこうあるでしょう。みなさん。聞いたこと無い美術雑誌。)
わたしの知り合いで、受賞経験はまったくの皆無。県展、市展「なら」とかは入選できないので、個展なさるんですが、その回数が尋常じゃ無い。もう100回越えてじゃないのかな、ってくらい。さらに、なんかの業者にそそのかされたのか、100万円以上の費用かけて、パリに2回も個展を出しました。
画風は、日本文化、で売ってるんですが、ジャポニズムなんて、100年以上も前からすでに印象派でとっくに終わっていて、向こうの人達、パリの人たちなんて、何も感動しようが無い。
結局なんですが、著名美術団体とか、一般公募展とかで、こつこつやってるのが一番いいんじゃないの。