行動美術関西展・搬入 命の限界超えた・と思う。
おはようございます。成海瞳の鬱(うつ)日記です。
昨日5月2日は、全関西行動美術展の運送業者搬出日。
何とか間に合ったんですけど、完全徹夜。外は大雨。濡れたらアウトの作品。で、運送業者は嫌がるんですけど、大型ポリ袋3枚裂いて防水シート作ってカバーしました。濡れたら困る部分だけ。
でも、まあ、業者さんが来た午後には嘘みたいな晴。まあ、助かりました。縁起はいいのかも。間に合ったのも、旭川の娘が、手伝ってくれたおかげだろう。制作自体は、奇跡的にアクシデントもなくてスムーズだった。大抵、いつもは何か問題点が発生するんだけれど、味方の力添えを感じました。
関西展ですから、プレッシャーとか無くて、しかも、去年は受賞していたんだけれど、賞金、手違いで貰ってない。(賞金貰っていないのが一番これ辛い。経済的に。貰えていたら相当助かったんだけれど。)手違いなんですけど、表彰式の舞台にも呼んでもらえなくて、何かと辛い思い出でした。わたしが、トイレ行っている間に表彰式が始まって、ああ、はじかれているんだな。・・・まあ、どこの団体でもあるんですよ。こういうの。必ず派閥グループがありまして、どうやら、わたしを長老に媚びをうる女とか思われてしまっているのかな。わたしを嫌うグループがあるようです。わたし、全然そういうことしないんですけど。だから、大学時代に教授連中に色々意地悪やられちゃったんですよ。
まあ、新人が大先生と同じテーブルで同席していたりするのが多いわけだから(呼んでもらったり、なりゆきです。)、何かといろいろ快くなく思う方々もいたんでしょう。
ちなみに、二紀会では、こういうのは絶対タブーです。上座に新人が勝手に座る、という行為は。二紀会でこれやったら追い出されます。(やめざるを得なくなります。選外補欠にされたりいろいろされて。)まあ、画壇というのは、そういうものです。(画壇に限らず、日本社会ではしばしばこういった「しきたり」ありますので、若い人。座る席には十分注意してください。日本の社会には、一般上場企業でも「しきたり」・掟がいろいろありまして、これで、干されちゃった人実際かなりいます。)
制作はしんどかった。
制作なんですけど、よくもまあ、3週間でF130号仕上がったもんだわ。
当然、我が家は周りカルトの敵だらけですから、昼間なんか絶対に作業できない。
で、夜中に制作するんですけど、さすがに、搬入締め切り前の数日は、苦しかった。
搬入日当日夜明け前は、もう意識朦朧。体力限界。あと、このネジ締めたら終わり、というところで、でも、このネジが36本もありまして、このとき、作業途中に命の限界超えたのを感じました。こういう感覚は、初めて。今まで相当しんどいのはあったけれど。
「これ、わたし、多分近いうちに〇ぬわ。」すぐにじゃなくて、時間差があります。
なにせ、今回の制作では、ツメダニの大発生が精神的に堪えた。そのうえ、この大雨って何?何かの警告かな。作品濡れたらやばいよ。どうしよう。
ツメダニなんですけど、突然大発生して、何故か、今ほとんど消えつつあります。変なの。まだ、燻煙やってないんですけど、多分、久しぶりに大きなクモを観たので、クモが頑張ってくれているのかな。
6日から、大阪市立美術館で開催されます。お近くで、時間のある方はよろしかったらお越しくださいませ。