自衛隊練習機墜落について

 こんばんわ。成海瞳の鬱(うつ)日記です。

 はじめに、愛知県、犬山市での空自の航空機T4の事故。パイロットの方の発見があったようです。非常に辛いです。残念で悲しいです。

 航空自衛隊のパイロットの方々というのは、本当に高潔な方々だと改めて心底思います。

 いうまでもなく、市街地への墜落を避けて、脱出をせずに池への墜落を瞬時に決断したのは間違いありません。

 離陸から2分未満で、あの低高度でしたから、背面だったのは、狭い池を狙ったパイロットの方の操縦機動だと思われます。映画「永遠のゼロ」のラストシーンの零戦の機動と同じ操縦機動です。

 そのうえで、おそらく、機体が背面状態、すでに水面まじかの状態で、最後の最後に絶望的だと知りながらベイルアウト(脱出)したんだな。だから、発見が難航したのだと思います。

 

 事故機の離陸映像が残っていて、それを最初に観た印象。(エンジンの排気が濃すぎる。)これ、他の方もたくさん指摘しておられたようですが、整備で燃料タンクの水抜きをした場合、こういったこともありうるとの指摘もありました。

 しかしながら、離陸の様子や、池を狙った機動ができたことから、わたしとしては、操縦系統のトラブルというより、やはり、エンジントラブル。またはエンジンの燃料供給系統のトラブルによる事故ではないかと思います。これによって急激にエンジン推力を大きく失ったことによる墜落のように思えます。

 バードストライクの可能性を挙げる方もおられますが、T4は双発なのでそれで墜落というのは考えにくい。単発機のF16がバードストライクであっという間に高度を失い墜落する映像を見たことがありますが、双発ならそうはならないと思います。

 残念です。

 

 

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