自分が落選するより辛い。
瞳の鬱(うつ)日記です。このことは、書くべきかと思うのですが、すぐに削除するかもしれません。
今日、某都道府県の高校美術展の搬入があったんです。わたし、引率で生徒達を連れていきました。
作品の制作指導等は基本していません。技術的なことを少しアドバイスする程度です。でも、制作の過程を見ています。みんな一生懸命に制作していました。
でもこの高校美術展、入選率が3割台と難関なので、内心は全員落選するだろうとは思っていました。あの全関西展と同じ倍率です。わたしの学校はわずか数名です。普通はまあ、落ちて当たり前。生徒にもそう言っていました。
しかしですね。なんとしたことか。何とか無事搬入して、解散したあと、係から突然電話が入りました。
失格だというんですよ。サイズが小さすぎるというんです。(え?一体どういうこと。意味分からない。)
念のため要項見直したらB1サイズ以下と確かに書いてある。だから、B2でもB3でもいいはずです。(この大きな高校美術展の予選展みたいなのがありまして。ここはB2サイズが上限。そして、この高校美術展の要項、連絡には、この予選展の作品を流用できる。と書いてある。つまり、B2もあり。でなくてはおかしい。)
(これ、本当に一体どういうこと?)
で、担当者に電話を改めてかけ直して、問い合わせたんですよ。
そしたら、B1サイズ以下というのは、重さが5kg以下という意味で、以下という言葉は重さのことを指している。というんですよ。
B1サイズ(何センチ×何センチ、重さ5kg 以下)とは書いてはある。
この表記で、重さだけに以下という言葉がかかるというのは、どうみてもおかしい。
つまり、B1サイズとF30号サイズのみ。ということらしい。サイズが一種類限定。
(わたし、絶句、唖然。)
わたし、叔父と一緒にこの絵の世界、相当な方です。長いです。二紀展、行動展、全関西美術展と大きな美術展をかなり経験してます。
叔父は、日本で一番歴史があって、皇族の方も在籍されている太平洋美術会の会員でした。
だから、いえますが、要項にB1サイズまで(或いは以下)、130号サイズまで(或いは以下)とかいった場合。それが最大で、それ以下でも出展可能なわけです。
普通はそれが当たり前なんですよ。
だから、わたし、唖然。
なんなのこのヘンテコなルール。
生徒達に一体何と説明すればいいのよ。この教師の世間と乖離した独自の常識、ルールというのを、読者のみな様どう思われます。