何と!全関西展・永久終了していた。
この数年間、大阪市立美術館がリニューアル工事していたんですよ。それで、全関西展はその間無かったんです。で、そのリニューアル工事もようやく終わりまして、いよいよ全関西展だ!と張り切っていたら、案内も来ない。(出品経験者には送付される。運送会社からも案内が来る。)
で、調べたら、大阪市立美術館のウェブサイトでは「全関西展は終了いたします。」とあり、さらに、各団体の地方展の開催も無いとのこと。
ああ、何という・・・・・。何のためのリニューアルだったのよ。
美術団体生き残り
東京国立新美術館で、この9月18日から開催される「行動美術展」と「新制作展」なんですけど、どちらも在野系の著名団体です。
だけれども、一般入選者の数が3倍以上違います。「新制作展」、同日開催なので、すこし調べてみたら400人近いのかな。一般入選者数。これ、「二紀会」もそうなんですけど、展示スペースきちきちです。
各展示室の壁、上下二段展示で、上下二段展示の場合、通常は上下は同じ作者の作品なんだけれど(儀礼的なしきたり)、例えば「二紀会」では、上の段は、評価が若干低いという意味合いになります。
または、評価が低いというよりは、所属する派閥の力関係、派閥内の上下関係を表している場合も多いです。この意味合いの方が、ヒエラルキー構造の団体では正しいかな。
その点、「行動美術展」では、一段で展示されます。出品数が少ない。これ、もしかしたら、会が衰退しているのかな、とか心配になってきますが。
これ、「行動美術展」の格や人気が落ちているのかもしれませんし、或いは、この会の「信念」なのかもしれません。「行動美術展」と聞くと、学生時代、一目置いていたもんですけど、一説Aランク、或いは「在野の代表4強のひとつ。」などと、知り合いの大学の先生から聞いたこともあります。
ネットで調べても、ランキングは出てきません。実際曖昧なんでしょう。わたしの過去記事にあるように、「安井賞」受賞者(故人を含む)、「安井賞」入選者がいるかどうかがひとつの目安にはなります。ただし、これブランド力は、と言う意味。
絵の実力とか、創造性、芸術性その他は団体とは関係ありません。いうまでもなく。
今現在の公募展での、一般入選者数が多いというと、あの悪名高き「二科会」(二紀会ではありません。)がありますが、全館使い切りでもキチキチ展示です。
団体の大きさの規模でいうと、この「二科会」と「国画会」(ウェブサイトによると最大規模ということです。)がダントツなんですけど、大学の先輩から聞いた話によると、「まあ、どちらも出せば通る。」とかいうことで、いっぱんに公表されているような十何パーセントとかいう入選率は疑わしい。し、芸能人がよく入選するというのもねえ。
要は、国内で100~200あるといわれる各団体、今後の生き残り戦略の選択の結果が、方針の違いとして出ているのではと感じます。
いろいろネットで調べるかぎりでは、推測するしかありませんが、わたし、個人的に兄貴と同じで3つの団体に属していたことがあるので、何となく見えてくるものがあります。
要は、質を取るか、数を集めて資金を稼ぐか。
まあ、理想的にはその両方なんでしょうが、大手はあまりにもあからさまなので、閉口してしまいます。
聞くところによると、東京国立新美術館で団体展を開催する場合、1回で数千万の費用が必要なのだそうで、これらは当然、出品者数を目いっぱい集めて出品料、同人以上の会費等で賄うしかないわけです。
何かとお金かかるわけだ。下手に会で出世すると年会費も数万円。これ、本当です。
話変わって
過去記事「女性専用車両に堂々と乗ってくるおっさんの心理」へのアクセス数が凄いのですが、追記で変態オッサンの写真の追加を載せたんです。もちろん目隠しとか肖像権には配慮してましたが、削除しました。
というのは、わたしの自宅の擁壁にたばこの吸い殻が押し付けられていました。
最初、犬散歩のジジイかなと思ったんですけど、わたしにそんなことして、ただで済むことは無いのは近所の連中は知っている。防犯カメラがあることを知っている。
で、ふと、あの写真のおっさんかな。と思いあたりました。
「ウシジマくん」に出てくるような、半グレ丸出しなら判りやすいんですけど、例の写真のような、たるんだ小太りで、品の無い黒ずくめで、一見ふつうかな、という分かりにくいのもいます。やばいのは。
ああ、わたしついに殺されるのかしら。
まあ、わたしに手を出すのは、いわゆる「もぐり」です。ただし、わたし「極先(ごくせん・ドラマ 仲間由紀恵主演)」ではありません。ただ、妙に親しい親分さんがいます。もちろん変な関係はありません。(教職の適格事項というものがありまして、反社と関係があると教職に就くことはできません。)
単に教師という職業柄の、職務上の知り合いというだけです。不思議なご縁でした。