今、旅なさってるんですか?

瞳の鬱(うつ)日記

 こんばんわ、瞳です。昨日から同じ一人の読者の方から、何か所も、違う土地・場所からのアクセスが何回もあるのですが、この現象アナリティクスのエラーでなければ旅行でもされているのかな。

 そういえば丁度、世の中お盆の季節です。旅ができるなんてうらやましいわ。

 わたしも、もしですよ。二学期からの任用とか決まればですね。お金のことは、とりあえず、一安心ですから、どっかへ行きたいわ。まあ、北海道までの航空券は、直前で購入するとべらぼうな値段ですから無理なんですが。

 そうだな、丁度この時期、美術公募展の東京本展もあることだし、東京でも行くか。東京羽田、伊丹便というのは、鉄道との競争で割安ですからね、本当に助かります。

 また、しょうがないじょネコといっしょに六本木に行ってきます。

制作ようやく開始

 いつものことだけれど、わたしも作品制作は、はやく取りかからなければとおもいつつ、いつのまにか8月も真ん中。小中生たちも、夏休みの宿題も気になり始めるころ。まるでちょうど子供たちの夏休みの宿題奮闘の時期とかぶってしまったわ。

 日本は伝統的に、夏休みの宿題は多いですからね。コロナをきっかけにいろいろ旧態依然としたものは無くしていかなくては。

 自由研究の賛否両論の記事が出ていましたが、これはいらないよ。やっぱり、意味なし。

 基本、夏休みの宿題というものは、1学期のおさらい勉強と、絵日記だけでいいんじゃないの。工作とかも無用。朝顔成長日記とかも無用。

 まだまだ、いろいろあるんですが、チェックする教師も大変。

 ばらしてしまいますが、見る方は基本、ハンコ(観ました)だけ状態ですよ。まあ、実際は何かかきますが、保護者の目があるからです。ほとんど宿題の内容なんて観ていられない。教師の体はひとつなんです。いちいち日記とかに、長文の感想やら書いてる先生もいるけど、これは、こういったことはやらなきゃ気が済まないタイプの教師。こういった(聖職の碑)教師本人の問題。

 でもどうかな、こういう代々受け継がれている慣習。

 これは、戦前からの悪弊。前世紀の遺物です。昭和の時代でさえ、「サザエさん」みたいに、波平父さんやマスオさんたちが、カツオの宿題手伝うのよ。それでいいのよ結局。これは学校教育に子どもたちの教育、(勉強だけではない、いろいろな苦労やら忍耐やら根気とか)、人生の学びをすべて依存せざるを得なかった時代の話。しんどいこともさまざまな苦労も学校で用意して経験させておく必要があったし。まあ、それが出来た時代。

 その時代の教師は、文科省からの上意下達の大量の事務処理やら。地域の連携と称するその他雑用に忙殺されていなかった時代。(むかしは子供会というものがあったのよ。そこが様々なことをしてくれたの。信じられる?今は、教師が餅つきやらやら、田んぼの手入れ、とかさせられているわけ。)

 でも時代は変わっている。

 世のお父さん、お母さん、夏休みの宿題なんて、どんどん手伝っちゃっていいのよ。賢い親御さんはちゃっかり、しっかり塾で勉強させてます。今はそういった時代。親の認識が子どもの未来を決める時代。

 ゲームばっかりしている

 よく聞く言葉なんですが、これは親の責任。学校に頼ってはならない(丸投げ)。親が、「ゲームばっかりしていて困る。」と学校にいえば(担任に)、担任は(学校側は)意味も無く宿題を増やすだけです。それもこの宿題が質の悪いプリントの束。大手の塾テキストの内容には、その質においてとうてい及ばない内容。せいぜい学校が出来ることはそんなことくらい。

 きついこといいます。親の学歴が、そのまま子ども将来になる。というのは、本当の事です。これは、大学の調査研究結果として出ています。(なんでも学校にまかせていればいい。)なんてとんでもないこと。

 これ決して塾へやればすべてよし。とは言ってません。勉強させればいいとか言っているわけでもありません。子どものことを考えるのは親の務めです。ゲームばかりしているのであれば、そうならないようにするのが親の務め。

 ゲームばかりしているのは、これ確かに悪影響がある。というより、もう悪影響の状態。少し前の時代でいえば、漫画ばかり読んでいる状態。

 これはもう怠けているとか、怠惰であるとかいうレベルの話ではなくて、もう、脳が活動低下状態に陥っているのです。ちょうどスマホ脳と同じ。脳が常に受け身で刺激を求め続けている状態。自発的な思考が停止に近く、中毒状態。

 わたしの従弟にこういうのがいました。母親が思いっきり過保護だったという問題もありましたが、つねに漫画本を手放せませんでした。

 結局彼は今、介護職についています。介護が悪いというのではなくて、そこそこ中堅大学をせっかく卒業したのに就職せず。フリーターというほどのアルバイトもせず、引きこもりでもなかったのですが、音楽活動うつつをぬかし、40過ぎて遅まきながらクリーム色のジャケットで就職活動。(何考えてんのあんた。)

 親がボケーとしているとこうなる。そんな親たちに喝を入れた方がいらっしゃいます。

 藤原和博氏という方がおられます。リクルート社から杉並区立和田中学校の校長に就任しました。わたしはこの方の講演に行ったことがあるのですが、氏は校長就任時、新入生の保護者に携帯禁止を宣言したということです。理由は、(携帯を子どもに持たせると、かならずいじめが発生する。)と断言しました。

 誤解の無いように。これは、学校が決して家庭教育・生活指導の役割を積極的に受け持ったというものではありません。藤原和彦氏が親のあり方を提示したものです。親の責任を明確にしたものなのです。

 

 同様にいじめだけではない弊害がスマホやゲームにあるのだから、親としてはその使用を当然制限するべきです。禁止とはいかなくても一定ルールの指導は親として当然です。

 夏休みは一生の思い出づくり

 まあ、ですね。夏休みにどこかへ家族で旅行や親せきの家に行くというのは、極めて有意義な体験です。わたしも今でも深く印象に残る体験として残っています。これは大事だし、その時間を宿題で奪わないようにしましょうよ。

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