コカコーラの瓶がエアコンの熱でゆがむ
こんばんわ。瞳です。コカコーラのデッサンのデモンストレーションなんですが、何せ毎日このところ睡眠不足のままで、修正ばかりしています。ご迷惑おかけします。
ただし、写真との合成検証自体はほぼ正確なので、ご安心ください。
で、今回発見したエラーというか、驚きなんですが、合成実験写真の写真の方のコカコーラがピサの斜塔みたいに向かって右に傾いているんです。
これ、制作中から気になっていて、ガラス板の上で、瓶に定規を当ててみて数ミリ右に傾いているのを発見していたんですが、そのときは製造上のゆがみだと思っていたんですよ。
でも、ゆがみが無い日もある。(え!何で?)。ああ、計り間違いか、三角定規ではなくて、直定規でしたから、かなりいい加減だったんでしょう。ところがでも、写真の瓶は歪んでいるんですよ。それもかなり、これはカメラの歪みではない。
わたしは、このゆがみを制作中、計測で知るわけですけど、計測誤差の範囲として無視していました。なにせ、計る度に位置がずれるわけですから、誤差なんだろうと思っていましたから、無視が許されるというか、計測不能のずれなんです。
でも写真では歪んでいる。理解できない現象なので、今朝、部屋がまだ寒いうちにきっちり計ってみたらゆがみは無いんです。何度計ってもゆがみは無い。きっちり左右対称。
同じ瓶です。これは一体どういうこと?
ガラスは熱で膨張変形する
で、ふと、気がついたことがあるんです。ガラスは熱伝導率が低く、熱が加わった場所が膨張するんです。そのためガラスコップに熱湯を入れたら割れたりするんですが、これは、熱でガラスが変形したりするためなんです。
で、このモチーフに使った瓶は、向かって左側の近い位置にエアコンがありまして、熱風が直接当たっているんですよ。制作中ずうっと。だから、最初、モチーフの瓶をセッティングするときは、きれいに左右対称なんですが、かなり長い間制作していて、その後に撮影しましたからいつの間にか大きな歪みが出て、右に傾きが生じていたんです。もちろん、数ミリなんですが。
でも、資料写真では歪んでしまっている。そこで明日のうちに、エアコンを入れないで、部屋の温度が均一なうちに、再度コカコーラだけを、三脚で正確に撮影し直します。
さらに、前回は手持ちなのでストロボを使ったので色調が比較出来ませんでした。今回はスローシャッターで自然光で撮影します。
何度もやり直しでごめんなさい。