グーグル検索をブックマークにしている方へ
こんばんわ。瞳です。わたしは本田のくそバイクPCXに嫌気がさして、バイク記事は書かないことにしています。本当にPCXを設計した馬鹿には腹が立ってしょうがありません。
だから、「シングルリヤアームのメリット」とかでおいでになる読者の方には申し訳ないのです。
そろそろモトGPも始まります。ヤマハは相変わらずのようだし、マルケスもまだまだのようだし、ロッシはもういないし、中上さんはもう完全にトップクラスの実力なのにRCは絶不調。
今年は日テレGタスは解約していて、もう見る気もしません。
CBR1000RRは名車だったのにPCXは本当にくそバイク
これ、実際に乗っていたから言えること。CBRはわたしの50kg台の体重でもサスペンションは完璧な仕事をし、バイクとの一体化を可能にしていました。
一方のPCXの足回りというと、路面の凸凹をそのまま3Gもの衝撃でわたしの体に伝えてわたしを痛めつけ、おまけにタイヤの接地は維持できず2度も転倒させられた。
後ろが全く見えないデザインだけのバックミラー。ブランドイメージだけを狙ったくそミシュランタイヤ。グリップは悪いし、固すぎるしなんなのこれ。
使いにくいイグニッションキー。かさばり過ぎるスマートキー。年がら年中はた迷惑なハイビーム。
余計なことするなよ。基本の機能をちゃんとさせろよ。本田さん。消費者というものを上から目線でみると、つけが来るよ。
一昨日から昨日、サスペンションのチューニングを依頼した。
このところ、忙しすぎてできなかったんですが、前々から思っていたこと。「PCXのサスペンションをどうにかしたい。ハンドリングを改善できないものか。」ということ。駅までの往復でも、毎日だと相当なストレスなんですよ。路面の不整を通過する度、「痛い!痛い!」と何度もヘルメットのなかで呻いているんです。
元が40万円のバイクだから、サスペンションなんていいものが付いているはずもないのですが、チューニングは可能です。納車段階では大型バイクほどではないにしろ、二人乗りを想定してかなり堅めになっています。わたしの50kg台の体重では全く機能しません。
だったら柔らかくすればいいのだけれど、簡単な話ではありません。まずリヤサスは調整不可。
できたとしても、重量バランスがよくない。リヤ荷重が増えてしまう。これではフロントがますます不安定になるのでよくない。最初はいっそリヤのばねを一本外そうかと思ったくらいなんですが、リヤはそのままで、フロントサスペンションにリヤの跳ねを吸収させるという方法が実はあるのです。
以前の記事でも書いたのですが、レーサーマシンでよくやるセッティング方法のひとつ。
ライダーを含めた重心点を支点にして、リヤの衝撃をフロントに持って行く。シーソーのように。
さらに、フロントのフラフラ感を無くして、接地感を増やしたい。
具体的には、フロントを下げてフロント荷重を増やしました。PCXはトップブリッジがいじれないと思うので、油面を5mm下げてさらにオイルの粘度も下げるようにショップに依頼しました。
これができるショップです。まったく最近疎遠だったんですが、この面倒な注文も、そつなくやってくれました。わたしが言っている注文も意味が理解できるオーナーです。鈴鹿を2分19秒台で走れます。ノーマルバイクです。
結果
このフロントを下げるという方法。片山敬済さんの本から学んだこと。です。バイクはmm単位でがらりと変わるということ。
通常、セッティングは一発では決まりません。レースを観ていればお分かりのように。でも、私の場合。今の最悪が少しでも改善できたらもうけもの。
で、昨日バイクを受け取りました。バイクショップのオーナーは心なしかよそよそしい。このブログ読んでいるので、わたし、本田のこと散々こき下ろしていますから、まあ当然なんでしょうが。
でも結果は良好。ほぼ狙い通り。フロントは粘るように路面に吸い付きいい感じ。路面のショックもマイルドになっている。これはいい。
*ご注意。このチューニングは異例のパターンだと思います。まして、スクーター。スクーターでこんなことするのはわたしくらい。わたしの軽い体重でのチューニングです。だから女性にはいいかもしれませんが、体重75kg以上のおじ様たちはやらない方がいいです。
追伸:シングルリヤアームですね。片持ちリヤアームですが、メリットはデザインだけです。いろいろ異論もありましょうが。イタリヤ人ってそういうところあります。