しょうがないじょネコ・宝塚に行く

瞳の鬱(うつ)日記

 みぃごろー:「お姉さん。阪急電車だじょ。ピカピカだじょ。」

 瞳:「そうだよ。梅田駅もピカピカ。綺麗でしょ。」

 花子:「ニャー。ニャー。」

 みぃごろー:「花子姉さん。人間語を話して下さいだじょ。」

 花子:「ああ、そうだった。私たちは、他の人たちには見えないんだった。」

 瞳:「でも、お姉さんは嬉しいな。みんなと行けるの。」

 チュータロー:「自分も嬉しいでありまっちゅ。」

 瞳:「今日は4人か。ちょっとした遠足だね。天気もいいし。」

 みぃごろー:「今日は、どこへ行くのか、だじょ。」

 瞳:「宝塚だよ。宝塚の宝塚市立文化芸術センターというところ。」

 花子:「お姉さんの絵があるんだね。」

 みぃごろー:「みぃは、お姉さんの絵を観るのは初めてだじょ。」

 チュータロー:「そういえば、自分もそうでありまっちゅ。」

 花子:「楽しみだね。」

 というわけで、遠くて、今の体じゃ少ししんどいかなと思いましたが、公募展なんて、本当に何年ぶりだろう。観ておこう。と思いまして、出かけて来ました。

 どんな美術館かな、というのも興味がありましたし。

 おお!いい場所に展示されてる・・・わけでもなかった。

 前回の記事で少し書いたこと。「オチ」なんですが、この展示場所のことです。これ、けっこう大事。審査の評価が分かります。

 みぃごろー:「おお、火の鳥だじょ。」

 瞳:「手塚治虫記念館があるから、確かこの辺りだな。あった。あそこの建物だ。いいとこだね。」

 で、さっそく、入場。自分の絵を探そうとすると、いきなりありました。

 (おお!入り口最初じゃん。これいいわ。)

 みぃごろー:「お姉さん。ここ出口って書いてあるじょ。」

 瞳:「あれ、ここなんで出口なの。今入ったばっかりじゃん。」

 どうやら、入り口を通り越して、出口から入ってしまったようです。ああ、がっかり。

 さらに、例のみぃちゃんの追い打ち。

 みぃごろー:「お姉さん!・・・賞がないじょ(しょうがないじょ)!」

 瞳:「そうだね。・・・・・。あなた、それ言いたかったんでしょ。」

 賞がついていないのは、分かっていたし、それはいいんだけれど。

 この、最後ってのはね。

 花子:「お姉さん。最後はしんがり。けっこう大事。」

 チュータロー:「そうでありまっちゅ。自分は、場所自体はいいと思うのでありまっちゅ。」

 確かに、大きなパネル一枚全部割り振られていて、見栄えはいい。評価はそれほど悪くも無かったのかも。

 一昨年以前の定員より、半分の少ない人数の中に、新人がいきなり入選したことになるし。まあ、いいか。

だいぶサービスして下さったのかも。

  賞受賞作ですが、2枚出してる人が受賞する傾向が見られます。ああこれ、忘れてた。公募では、なるべく大作品で2枚以上出すのが定石。

 わたしみたいに一枚だけなんて、すこし無謀だったね。

 兄貴は、関西展飛ばして、東京本展にいきなり一枚勝負で出して入選していたから、まあ、大した度胸だったもんだわ。しかも、知り合いの先生とか、なじみの先生とかのコネ無し。

 行動展は、全会員(委員)の多数決で決定するそうで、まあ、これどこでも言ってるんだけれど、本当にやってるわけだ。

 実際に会場で自分の作品観ていて、写真じゃ分かりませんが、まあ、悪くない。し、新しい、イメージアイデアも出てきました。

 今、お金が無いけど、幸い、新キャンのS100号がある。今、時間があって、暑くなる前に制作に入るか。

 お姉さん:「それじゃ、みんなそろそろ帰ろうか。」

 みぃごろー:「お姉さん。みぃはレオのいるあそこの手塚治虫記念館に行きたいじょ。」

 花子:「わたしも観たい。」

 チュータロー:「自分も観たいでありまっちゅ。」

 お姉さん:「ごめんね。お姉さん、ちょっと疲れちゃった。また、今度にしよう。その代わり、アイスクリーム食べよう。」

 みんな:「わ^い!」

 

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