日本政府・財務省が金塊を売却?

瞳の鬱(うつ)日記

 こんにちわ。瞳です。昨日の記事に続いて少しお金のはなし。わたしらしくありませんが、巷でよく「日本は世界一の債権国」で、大量の国債発行は国民の借金などではない。とかいう話があるのですが、本当にお金というのは分かりにくいものなんだな、とつくづく思います。

 大体ですね。細かく今調べていませんが、年間の日本の国家予算が大まか100兆円(106.6兆円)を超えている現状なわけで、そのうち、確か4分の一くらいかな(22.3%)。すでに毎年、国債の償還(利息などの返済)に充てられているんだったと思うんですよ。国家予算の財源はいうまでもなく、我々国民の税金が主であり、事実上、国の借金は国民が返済しているようにしか見えないんですけど、わたし変なんでしょうか。国債は、政府の負債と言えども、返済するのは国民なんですからね。

 また、債権国だとか言っている人はアメリカ国債の保有をさしているのだと思いますが、アメリカの国債を売却なんかできるわけないでしょうが。日本は最大の米国債の保有国で、米財務省によると、2021年6月15日に発表した4月の国際資本収支統計における米国債国別保有残高は、2月の日本の米国債保有額が1兆2767億ドルとなり、前月比364億ドルの増加で引き続きトップを維持したそうです。11月6日時点の為替レートで、144.8兆円ということになります。余裕で日本の年間国家予算を超えていますし、国の国債残高の現在およそ1,200兆円には到底及ばないまでも、結構大きい額です。

 だからといって、国債償還のために米国債を売却するなんてことは現実的ではありません。し、

そんなこと言ったら言い出した人は確実に消されます。これ、事実上、アメリカへの上納金みたいなもので、あってないものだと思います。わたし変なんでしょうか。

 日本が債権国だという根拠は、実は民間の話なんです。国の財政が破綻するとき、たとえば国債がデフォルトしかねない緊急事態には役に立つとは思えないんですけど。

財務省が保有金塊を売却!

 今日の朝日新聞DIGITAL 11/5(金)16:36配信の記事、(財務省、金塊など129トンも保有「ためすぎ」)という記事を観て、わたしはびっくり仰天したんです。金塊をためすぎているなんて、いったいどっから出てくる発想なんでしょうかね。現代はもちろん貨幣経済であって、昔の金貨のような「金本位制度」ではありませんが、金塊という担保があっての通貨価値だという純然たる現実は今現在でも変わりません。

 中国、ロシアは国の保有金塊を今も密かに増やし続けています。インドも歴史的に金塊を好みます。

 記事の内容に戻りますが、記事によると「会計検査院が2019年度末時点で財務省が保有する金塊などを調べたところ計129.49トンに上がっており、ためすぎだ。という記事がありました。同省は市中から回収した貨幣のうち、金塊や金の延べ棒などを記念硬貨の材料とする。としていて、近年は記念硬貨の発行数が減少しており、これらの保有は無駄であるという内容。それを受けるかたちで同省は、今年3月に80.7トンを5420億3148万円で売却したとのこと。今後も金市場情勢に影響を与えない範囲で売却していく方針らしい。といった内容。」以上記事から引用。

 円、ドル、ユーロなんて紙ですよ。

 当たり前のことで、通貨というのは、事実上いくらでも中央銀行が創出(刷れる)わけです。忘れてはいけない大事なこと。数年前のアメリカのリーマンショックで、アメリカはQE政策(量的緩和政策)というドルの大量増刷を行いました。その後確かQEは3度行われ、恐ろしいことに市場にでまわるドルの通貨量は現在リーマン前の数倍になっているはずです。

 これに習う形で、日本でもアベノミクスをうけて日銀が黒田バズーカとかやっていて、これも円の量的緩和(大量印刷)、EUヨーロッパ連合も量的緩和をやっています。この現状。世界中「マネーしゃぶしゃぶ状態」といいます。

 この結果、明らかに市場に出回っている通貨(紙のお金)は過剰状態であり、いつ臨界点(インフレ・お金の価値が暴落)を迎えるかまったく油断のならない状態だと、素人でも分かります。

 ひろゆきさんは、株の塩づけで、株の配当で悠悠自適(ゆうゆうじてき)がいい、とおっしゃっていて、それは税金対策上、全く正しいのですが。世界中、いま、量的緩和の真っ最中だということ、もしかして忘れていらっしゃるのではないのだろうかとか思います。例えば、日本株の大株主に日銀がいるなんて、どう考えたって異常な状態です。

 だから今、各国はせっせと金塊を密に買い足している

 金塊はお金(通貨・紙のお金)のように刷れません。採掘された金塊の総量は競技用プール3杯分しかありません。金は合成できないんですよ。今の科学力でも。金価格がプラチナの価格を上回ってからすでに数年。プラチナは希少金属でも工業製品。金塊は今でも価値の根源。このことが現れているんです。

 各国の金塊の保有状況

 退屈でしょうが、観てみてください。

「BUSINESS INSIDER」(https://www.businessinsider.jp/post-189713 2021-11-5アクセス)によるデータ。信用できます。「世界で最も多くの金塊を保有する国トップ10・2019年4月初め現在(国際通貨基金および金の国際調査機関「ワールド・ゴールド・カウンシル(WGC)」の最新データによる)」

主要国だけ抜粋

〇10位 インド 金の保有量:608.7トン 外貨準備に占める金の割合:6.4%

8位 日本 金の保有量:765.2トン 外貨準備に占める金の割合:2.5%

〇6位 中国 金の保有量:1874.3トン 外貨準備に占める金の割合:2.5%

〇5位 ロシア 金の保有量:2150.5トン 外貨準備に占める金の割合:19.1%

〇2位 ドイツ(EUヨーロッパ連合の主力) 金の保有量:3369.7トン外貨準備に占める金の割合:70.6%

1位 アメリカ 金の保有量:8133.5トン 外貨準備に占める金の割合:74.9% ちゃっかり一位。しっかりためこんでいる。

 

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