売り絵途中経過
おはようございます。瞳です。
このところ、トップページへのアクセスは多いのですが、瞬時で直帰なさる方が多いです。
果たして、何の内容をご期待されているのかな、とか思っているんですが、もしかして、絵画関係、とか売り絵とかのことかな。
これなんですがね。瞳にとってこの6月というのは、魔の月でした。税金やら健康保険の請求が一斉に来るし、さらに、偶然にも、各種バイクの保険とかもタイミング最悪でやってきました。
他にも、万円単位の請求が集中してやってきて支出が恐るべき額に達しまして、まるで悪夢をみているかのよう。何なんでしょう一体。
のんびり絵を売っているどころではなくなりました。
なんなんでしょうかね。これ、何か呪われているんだろうけど、命ならさしあげますから、どうか瞳をこれ以上いじめないで下さい。神様。北海道のかなやま湖に行って、○しちゃおうかな。もう。疲れた。
まったく、拷問なんです。
売り絵
さて、絵で来られる方も多いので。
今、地塗りが終わって構図、デッサンの下描きが大体決まったところ。ようやく。
(なんだ。まだこんな段階か。)
と思われるでしょうが、これが大変というか、これで決まる。のよ。
油絵、何年ぶりかなので小木曽先生のYouTubeで、勉強させていただいているのですが。とても、参考になっていいんだけれど、人物画の動画に関してなんですが、いつもこの、下絵ができた状態から始められます。
日曜画家の人たちが、一番躓くのは、この下絵の段階。特に人物。この下絵の段階で絵が駄目になっている場合が多いです。下絵が駄目だと、後の工程でのリカバリーはほぼ不可能。
自分を描く場合、学生ならば、鏡を観て描きますが、多くは写真、ポートレートから描きます。
平面から平面へ描くのは、比較的簡単なんです。例えば極端な例ではもとの写真とかを拡大コピーして転写すればいいんです。これ、ずるではなくて、テクニックのひとつ。
*(ただし、わたしはこの前のF150号の大作の人物画の女の子とか、その他の普通サイズの人物画とか、人物以外の絵(この前のコカコーラなど)などでも、わたしはコピーなどの転写は基本しません。あくまで、現物のモチーフ対象の観察による、画面展開が兄貴(叔父)のデッサン基本理論なんです。)
ただし、注意点。特にスマホの自分撮りの場合。機種にもよりますが、顔に歪みが出ています。
わたしの廉価版のスマホの場合。(糸巻き型収差)がでます。この糸巻き型収差に関しては、過去記事で解説してますので、探してください。レンズの特性によりますが、広角の場合、通常は(樽型収差)になるんですが、マス目を撮影して確認したところ、わたしのスマホでは糸巻き型収差が出ていました。
これ、どうなるかというと、簡単に言うと、旅ログで常々ぼやいて言ってますように顔が面長に写ります。だから、わたしの場合、自撮り棒で撮影します。自撮り棒でなるべくスマホから距離をとると影響が少なくなります。
手持ちで撮影すると、目一杯腕を伸ばしても面長に写ってしまって困ります。
だから、写真をそのまま転写すると、デッサンがおかしいことになります。おかしくなってしまいます。
その辺り、修正しながらデッサンを決定しなくてはなりません。今回、それに注意しています。だから、顔の描き込みはまだ線だけ。
ここからもう、絵の具の着彩に入ります。グリザイユというモノクロの画面を造ります。最初はもうこの段階から油絵の具を使うつもりだったんですが、これはアクリルでやります。時間がありません。
アクリル絵の具と油絵の具の混合技法
昔は、(今でも)、卵をつかったテンペラ画が一般的だったんですが、アクリル絵の具でもできます。
アクリル絵の具である程度描いて、乾燥後、その上から油彩で仕上げていきます。
注意点としては、この順番は(アクリル絵の具の上に油絵の具)となります。これご注意下さい。
油絵の具の上に、アクリル絵の具は付きません。定着しません。一見付いたように見えても、後日剥がれてきます。
だから、一旦油絵の具の段階になったら、アクリル絵の具で加筆修正してはいけません(アクリル絵の具はその絵ではもう使えません。)。その場合は、卵絵の具のテンペラ技法を使います。
現在のアクリル絵の具は非常に信頼性が高くて耐久性は油絵の具と同等以上だと実感しています。
さらに、アクリル絵の具の上に油絵の具を塗ったとしても、劣化は生じないとされています。知り合いの先生方の話によると、すでに40年以上経つ作品でも大丈夫だそいうです。
現在の主流の技法の一つです。
話戻ります
で、お金が緊急なので、売り絵で稼ぐという夢物語は放棄せざるを得なくなりまして、現在、教職に戻る準備に入りました。
どうか、今度の職場ではいじめられませんように。