シートがグリップするということ
こんにちわ。ブログみぃごろーです。
例のシートスポンジの効果というのを少し具体的に書きたいと思います。
要は、サイズが大きくて足に合わない革靴で歩くのと、サイズがぴったりのスニーカーで歩く違いという感じです。
つまり、つるつるの合成皮革のシートでのライディングは、サイズの合っていない革靴であり、靴の中で足がずるずると動いて歩きにくい状態ということです。このような靴で歩く場合、太腿やふくらはぎなどに余計な負担をかけることになり、かつ階段の上り下り等あらゆる動作において、運動神経は歩くという行為以外のバランスを取るための制御を要求されます。
結果、余計な筋肉疲労や好ましくない過負荷を体の各部にかけ続けることになります。これは体のみならず、心身ともに大変なストレスです。
つるつるのシートで大型SSをライディングする場合、ブレーキングやコーナーリングの度にシートの滑りの影響を無意識に受けてしまいます。何だかしんどいな、という感じ。実際、初めて大型SSに乗った頃は全身筋肉痛でした。
例えば、ブレーキングであらかじめ造っておいたコーナーリングフォームは、滑るシートのせいで前に滑るまいとする余計な力を体の各部にかけることになります。
さらに、コーナーに入ってからも、シートからのタイヤのレスポンスはシートの滑りで非常にわかり辛いものになります。
加速時もずりずりとくるものだからかなりしんどい。
これでは、ライディングの基本である「余計な力を抜く」ということとは程遠い状況だといえます。
一方、シートがスポンジゴムのようなグリップする材質の場合。バイクはダイレクトに体の一部になります。
明日が速いので、今日は途中で終わります。
続きます。
今日もこのブログをご覧下さり、ありがとうございました。