足だし走法の原理を理解・納得した!

こんにちわ。みぃごろーです。

今日はというか、今、夜中に記事を書いているので昨日になりますが、凄い雨でした。

わたし、PCXでウェットコンディションを走るのは実は楽しいのです。なんだかすいすい走れます。

 

スクーター用のタイヤ、スクートが凄く良くてウェット路面でもグリップ感があるので不安が感じません。

このタイヤ、ハイグリップ系ではなくて、普通用でパターンも葉っぱ模様で装着当初、最初は実に頼りなかったのですが馴らしが終わるあたりから凄いパフォーマンスを発揮しはじめました。

やたらグリップ感があるのです。このタイヤでスクーター膝擦りを実現しました。

 

そして、驚いたのはウェットでのグリップ感です。スリップする気配が無いというか把握できるというかまったくこれには驚きました。

これ、決してステマではありません。だからメーカー名も出しません。技術の進歩です。

 

さて、そのスクートも今現在はやくも2セット目で、尚且つリヤにスリップサインが出てきました。ライフは短いのかもしれません。やはり、ある程度、タイヤ構造による性能だけではなくて、コンパウンドの効果でもあるのでしょう。

 

足だし走法・雨で威力発揮

以前の勤務地は生駒山系という関西の峠越えをしなくてはなりませんでした。

雨の峠の下りコーナー、非常に怖いものです。

 

ある日気が付くと、ロッシの足だし走法を無意識にするようになっていました。

下りでブレーキングからコーナーアプローチ、普通はタイヤのグリップ感と相談しながらコーナーへの進入となります。

肩にどうしても力が入ってぎくしゃくします。

 

しかし、このコーナーアプローチのとき、足だしをすると瞬時にマシンの向きが浅いバンク角でコーナーへのアプローチ体勢になっています。

つまり、下りコーナーでもとにかくとりあえずコーナー側に足を出すと、リヤタイヤの荷重が抜けることなくマシンはコーナーに向けてただちにアプローチを開始します。しかも、転倒の不安がありません。

 

これは全くいつも不思議でした。

 

ロッシの足だし走法については、このブログで私は何度もエアーブレーキであると書いています。

おそらく、ロッシや他のライダーが200km/h以上で足を出すと、必ず強力な制動を受けるのは事実です。

 

しかし、現在一般的には「足だしはリヤ荷重を増やすためである。」というのがほぼ定説のようで、おそらくそうなのだろうとは思います。

またボス・ネモケンさんや宮城さんは、「イン側の足を出すことによってマシンが向きをコーナー側へ向かわせる効果がある。」とも書いておられます。

特に宮城さんはモトGPの放送解説で、ステップから足をはずすことによってシートへの荷重が増えるともおっしゃっていました。

確かに、ステップよりシートはわずかに後ろですから理屈は分かるのですが、そんなわずかな距離の移動で荷重が増えるのであろうかとずっと思っていましたが、このわずかな荷重の移動が効いているのだと最近気が付きました。

つまり、雨の峠の下りで足だし走法をするとPCXが快調なのは、このリヤ荷重が効率的にイン側リヤタイヤに伝わるためだということです。

 

雨の下りが苦手な方は、原付2種で一度お試しください。

 

いろいろ長く乗っていても、いまさらの発見があるのがバイクの愉しみでしょうか。

きょうも、このブログをご覧くださり、ありがとうございました。

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